Webライターは稼げるのか?収入が伸びる人の考え方

Webライターとして稼げるか考えながら作業する机の上の様子

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SNSで「Webライターは稼げる」という話を見かけて、気になっている方も多いはずです。でも同時に『本当に稼げるのか、始めても損しないか』という不安もありますよね。

結論から言うと、Webライターは稼げる人と稼げない人の差がはっきり出る仕事です。差を生むのは才能よりも、単価と本数と続ける期間をどう伸ばすか、という考え方なんです。

この記事を読むと、自分の収入がどこで止まりやすいのかと、次に何をすればいいのかが分かります。

目次

Webライターは稼げるのか?先に答えをお伝えします

先に結論

Webライターは、条件がそろえば稼げる仕事です。ただし、始めてすぐに収入が大きくなる仕事ではありません。単価・本数・続く期間の3つを少しずつ伸ばした人から、収入が上がっていきます。

Webライターの報酬は、文字単価(1文字あたり)や記事単価(1本あたり)で決まることが多いです。つまり、書いた分だけ報酬が積み上がる仕組みなんです。

報酬の形には、ほかにもいくつかの種類があります。どの形で受けるかによって、稼ぎ方の考え方も少し変わります。

報酬の形決まり方収入を伸ばすポイント
文字単価書いた文字数に応じて決まる速く正確に書けるほど時間あたりの報酬が上がる
記事単価1本ごとに決まる文字数より中身の濃さや任される範囲が大事
時給働いた時間で決まる(アルバイトなど)慣れないうちも時間分は受け取れる
月額・固定報酬毎月決まった本数や作業で決まる継続の信頼があると受けやすい

Webライターの仕事の全体像を先に知りたい方は、Webライターとは?仕事内容・始め方・稼ぎ方から読んでみてください。

その一方で、最初のうちは調べ物や見直しに時間がかかります。『こんなに時間をかけてこれだけ?』と感じる時期があるのは、多くの人に共通しています。

稼げる・稼げないを分ける条件

「稼げる」「稼げない」は、人によって答えが変わります。そこで、どんな条件だと伸びやすいのかを表にしてみました。

条件伸びやすい状態止まりやすい状態
書くテーマ得意なテーマや経験のある分野がある何でも書けるが、強みが言えない
引き受ける範囲構成から任せてもらえる指定された本文だけを書く
発注者との関係同じ発注者から続けて頼まれる毎回新しい募集に応募し直している
書く時間週の中で書く時間が決まっている空いた時に書くので本数が読めない
見直しの習慣納品前に読み直し、事実を確かめている書いたらすぐ出してしまう

右の列に当てはまるものが多くても、心配はいりません。どれも行動で変えられる条件ばかりです。

「稼げる」の意味を自分で決めておく

ここが大事なところです。「稼げる」の中身は、人によってまったく違います。

本業の合間に少しでも収入を足したい人と、ライター一本で暮らしたい人では、目指す本数も働く時間も変わりますよね。まずは自分にとっての「稼げる」を、書く時間と本数で決めておきましょう。

始める前に決めておくこと
  • 1週間で書くのに使える時間を決める
  • 1か月で納品したい本数の目安を決める
  • 続ける期間の区切り(まずは3か月など)を決める
  • どんなテーマなら調べるのが苦にならないかを書き出す

収入は「単価×本数×続く期間」のかけ算で考える

先に結論

Webライターの収入は、1本あたりの単価と、書ける本数と、続く期間のかけ算で決まります。3つのどこが小さいのかを見つけると、伸ばし方が分かります。

『単価を上げないと稼げない』という話をよく聞きます。もちろん単価は大事ですが、実はそれだけを追いかけても収入は伸びにくいんです。

例えば単価が上がっても、書くのに時間がかかりすぎて本数が減れば、合計は変わりません。単発の仕事ばかりで、毎月ゼロから仕事を探していれば、続く期間が短くなります。

Webライターの収入を、1本あたりの単価・書ける本数・続く期間の3つのかけ算で考える図解

3つのかけ算を伸ばす行動の表

それぞれを伸ばすために、何をすればいいのかをまとめました。

かけ算の要素小さくなる原因伸ばすための行動
1本あたりの単価本文だけを書いている、テーマに強みがない構成作りや画像選びまで引き受ける、得意なテーマを決める
書ける本数調べ物に時間がかかる、書く時間がばらばら調べ方と構成の型を作る、書く曜日と時間を固定する
続く期間単発の仕事が多い、連絡や修正で信頼を落とす納期を守る、修正に早く対応する、継続の相談をしてみる

3つのうち、どこが一番小さいかを考えてみてください。一番小さいところを伸ばすのが、いちばん効果が出やすいんです。

単価を伸ばすには「任される範囲」を広げる

文字単価は、書く文章の難しさや、任される範囲で変わります。本文だけでなく、見出しを組む構成から任されると、単価が上がりやすくなります。

ほかにも、取材をして記事にする、画像を選んでサイトに入力するところまで担当する、といった広げ方があります。単価の仕組みはWebライターの文字単価とは?単価の仕組みと上げ方でくわしく紹介しています。

本数を伸ばすには「迷う時間」を減らす

本数が増えない原因の多くは、書く速さよりも迷う時間です。何を調べるか、どの順番で書くかで手が止まってしまうんですよね。

おすすめは、1本の流れを自分用のメモにしておくことです。例えば次のような順番を決めておくと、毎回ゼロから考えずに済みます。

1本を書く時の流れ(例)
  1. マニュアルとレギュレーションを読み、書いてはいけないことに印を付ける
  2. 検索して上位のページを読み、読者が知りたいことを書き出す
  3. 見出しを並べて構成を作る
  4. 見出しごとに本文を書く
  5. 声に出して読み、誤字脱字と事実を確かめてから納品する

続く期間を伸ばすには「また頼みたい」と思ってもらう

継続して仕事をもらえるかどうかは、文章のうまさだけで決まるわけではありません。納期を守る、連絡が早い、修正に素直に対応する、といった点も大きいんです。

例えば納品の時に、こんな一言を添えるだけでも印象は変わります。

「本日分を納品しました。気になる点があれば修正しますので、お気軽にお知らせください」

稼げない時期が続く人に多いつまずき

先に結論

稼げない時期が長引く時は、能力よりも「仕事の選び方」と「振り返り方」でつまずいていることが多いです。原因が分かれば、立て直しは十分できます。

『がんばって書いているのに、全然増えない』と感じる時期は、誰にでもあります。そんな時は、次のどれかに当てはまっていないか見てみてください。

よくあるつまずき
  • 条件を読まずに、目についた募集へ片っ端から応募している
  • 作業時間を記録していないので、時間あたりの報酬が分からない
  • 修正の指摘を受けても、次の記事に活かせていない
  • 書くテーマが毎回ばらばらで、調べる時間が減らない

作業時間を記録してみる

一番手軽なのは、1本にかかった時間を記録することです。調べ物・構成・執筆・見直しに分けて書いておくと、どこで時間を使っているかが見えてきます。

例えば調べ物に一番時間がかかっているなら、テーマを絞るのが近道です。見直しに時間がかかるなら、書き始める前に構成をしっかり作るほうが合っています。

時間がかかっている作業考えられる原因試してほしいこと
調べ物テーマが毎回違う、何を調べるか決めていない書くテーマを2〜3つに絞る、調べる項目を先に書き出す
構成読者が知りたいことがつかめていない検索結果の上位ページの見出しを読み比べる
執筆一文が長く、書き直しが多い一文を短く区切る、先に結論を書く
見直し書きながら直していて手が止まる書く時間と直す時間を分ける

指摘を「直しメモ」にためていく

修正の指摘は、次の記事をよくするための材料になります。言われたことをメモにためて、次に書く前に読み返してみてください。

「結論が後ろにある」「一文が長い」など、同じ指摘が続いている所が、あなたの伸びしろです。

Webライターで稼ぐには?今日からできる5つの行動

先に結論

Webライターで稼ぐには、得意なテーマを決める、検索の基本を学ぶ、提案の質を上げる、継続の仕事を増やす、添削で弱点を知る、の5つが近道です。

ここからは、Webライターで稼ぐために手を動かせることを順番にお伝えします。全部を一度にやらなくても大丈夫です。

Webライターで稼ぐために今日からできる5つの行動をまとめたチェックリストの図解

1. 得意なテーマを1つ決める

テーマを決めると、調べ物の時間が減り、同じ分野の仕事を続けて受けやすくなります。仕事の経験、資格、長く続けている趣味などから考えてみてください。

『自分には得意なことなんてない』と思う方もいるかもしれません。ただ、家事の工夫や子育て、お金の管理、旅行の準備なども立派なテーマになるんです。決め方はWebライターのジャンルの決め方を参考にしてみてください。

2. 検索の基本を学んでおく

Webの記事は、検索して読まれることが前提です。読者が知りたいことに答える、結論を先に書く、見出しで内容が分かるようにする、という基本を知っているだけで記事の質は変わります。

Googleも、検索結果では人の役に立つコンテンツを重視するという方針をGoogle 検索セントラルで公開しています。検索の基本はSEOライティングとは?Webライターが知っておきたい検索の基本でまとめています。

3. 提案文を募集ごとに書き分ける

同じ提案文を使い回していると、採用されにくくなります。募集文を読んで、発注者が困っていることに合わせて書き分けてみましょう。

例えばこんな書き出しです。

「募集文にあった『初心者の読者にも分かる記事』について、専門用語を言いかえて書くことを心がけています」

4. 継続の仕事を増やす

単発の仕事だけだと、毎月の応募に時間を取られます。何本か納品して信頼ができたら、「今後も書かせていただけますか」と相談してみてください。

継続の仕事が増えると、テーマにも慣れて本数が増えやすくなります。かけ算の「本数」と「続く期間」が、同時に伸びるんです。

5. 添削を受けて自分の弱点を知る

独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいものです。発注者からの修正指示も、毎回ていねいな説明があるとは限りません。

添削を受けながら書く基礎を学べるオンライン講座を使う方法もあります。独学で進めるか講座を使うかは、Webライター講座の選び方を読んで比べてみてください。

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副業のWebライターで稼げるようにするには

先に結論

副業で稼げるようにするには、書く時間を先に確保し、勤め先のルールと税金の手続きを確かめておくことが大切です。時間の使い方が決まると、本数が安定します。

会社員や主婦の方が副業として始める場合、一番の壁は時間です。『平日は疲れて書けない』という方も多いですよね。

だからこそ、空いた時に書くのではなく、書く時間を先に決めてしまうのがおすすめです。

書ける時間のパターン向いている仕事の受け方気をつけたいこと
平日の夜に1日1時間ほど納期に余裕のある短めの記事調べ物は週末にまとめておく
週末にまとめて数時間1本ずつ仕上げる記事単価の仕事納期が平日の仕事は避ける
朝の出勤前に30分ほど構成作りや見直しなどの細かい作業本文は別の時間にまとめて書く
日によって時間がばらばら納期が長めの仕事を少なめに引き受ける本数を欲張らない

勤め先のルールを確かめる

会社員の方は、まず勤め先の就業規則を確認しておきましょう。副業に許可や届出が必要な会社もあります。

厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表しています。考え方は厚生労働省の副業・兼業のページで確認できます。

税金の手続きも確かめておく

会社員でも、副業の所得によっては確定申告が必要になる場合があります。条件は国税庁の案内で確かめてみてください。

報酬の記録は、受け取った日・発注者・金額を一覧にしておくと、あとで慌てずに済みます。

取引の条件を確かめる

フリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス法)が、令和6年(2024年)11月1日に施行されました。仕事を発注する事業者には、業務の内容や報酬の額、支払期日などを明示することが求められています。

契約の前に、報酬の額と支払期日、修正の回数を確かめておくと安心です。くわしくは公正取引委員会のページで確認できます。

よくある相談:Webライターは本当に稼げるの?

先に結論

「本当に稼げるのか」という相談の多くは、始める前の不安から来ています。答えは、続け方と仕事の選び方しだいです。

Yahoo!知恵袋などには、Webライターの収入についての相談がたくさん寄せられています。特によく見かける相談に、この記事なりに答えてみます。

相談1:続けていれば、どんな人でも収入は伸びますか?

「初心者のうちは単価が低いと聞いたけれど、続けていれば収入は上がるのか」という相談です。かなり多くの人が読んでいる、関心の高い質問です。

正直にお伝えすると、ただ続けるだけで上がるとは言い切れません。単価・本数・続く期間のどこを伸ばすかを意識して続けた人が、上がっていきます。

続ける時に意識したいこと
  • 1か月ごとに、書いた本数と作業時間を振り返る
  • 受けた指摘を直しメモにためる
  • テーマを少しずつ絞っていく
  • 継続の仕事を1つずつ増やす

相談2:SNSで見る「副業で稼げる」は本当ですか?

「SNSで副業のWebライターは稼げると見るけれど、初心者でも本当なのか」という相談です。気になりますよね。

SNSでは、うまくいった話が目立ちやすいものです。始めたばかりの時期の地道な作業は、あまり投稿されません。

副業の場合は、使える時間が限られます。まずは「1か月で何本書けるか」を自分で確かめてから、目標を決めるのが現実的です。

SNSの情報を見る時は、次の点を気にしてみてください。

SNSの「稼げる」話を見る時のポイント
  • 始めてからどのくらいの期間がたっているか書かれているか
  • 1日にどれくらいの時間を書くのに使っているか
  • 講座や教材の申し込みに誘う流れになっていないか
  • 自分と使える時間や経験が近いかどうか

自分と条件が違う人の話は、参考程度に聞いておくくらいがちょうどいいんです。比べる相手は、先月の自分にしておきましょう。

相談3:稼げるジャンルはありますか?

「Webライターを始めた大学生だけれど、稼げるジャンルを知りたい」という相談もあります。

専門知識が必要なテーマは、書ける人が少ないぶん単価が高めになりやすい傾向があります。ただ、知識のないジャンルを無理に選ぶと、調べ物に時間がかかって本数が減ってしまうんです。

ジャンルは「単価の高さ」と「自分が調べやすいか」の両方で選んでみてください。

相談4:パソコンなどの準備がまだですが、始められますか?

「目標はあるけれど、必要な機材がまだそろっていない」という相談です。

スマホでもメモや下書きはできます。ただ、長い文章を書く・調べ物をする・サイトに入力する作業は、パソコンのほうがずっと楽です。

準備がそろうまでは、記事の読み比べや構成作りの練習をしておくのがおすすめです。必要な道具はWebライターに必要なもので紹介しています。

よくある質問

Webライターは未経験でも稼げるようになりますか?

未経験から始める人も多い仕事です。最初は時間がかかりますが、テーマを絞り、書く流れを決め、継続の仕事を増やすと、少しずつ収入が伸びていきます。

Webライターで稼ぐには、何から始めればいいですか?

まずは1週間で書ける時間を決め、得意なテーマを1つ選んでみてください。そのうえで、クラウドソーシングなどで条件のはっきりした募集から応募するのがおすすめです。

副業のWebライターでも稼げますか?

副業でも、書く時間を先に確保できれば本数は安定します。勤め先の就業規則と、確定申告が必要かどうかも確かめておきましょう。

単価を上げるにはどうすればいいですか?

構成作りや画像選びなど、任される範囲を広げるのが近道です。得意なテーマを持つことや、同じ発注者との継続の信頼も単価に関わります。

AIがあるとWebライターは稼げなくなりますか?

生成AIは下調べや言いかえのたたき台に使えますが、事実の誤りが混ざることがあるので人の確認が欠かせません。発注者がAIの利用を制限している場合もあるので、マニュアルを確認してください。

まとめ

この記事の要点
  • Webライターは、条件がそろえば稼げる仕事。ただし始めてすぐ大きくなるものではない
  • 収入は「1本あたりの単価×書ける本数×続く期間」のかけ算で考える
  • 稼げない時は、作業時間の記録と直しメモで原因を見つける
  • 得意なテーマ、検索の基本、提案文、継続、添削の5つが近道
  • 副業なら、書く時間を先に確保し、勤め先のルールと税金を確かめる
ウェブライター

ウェブライター 編集部

Webライターの仕事内容や始め方、副業・在宅・バイトなどの働き方、仕事の探し方、文章とSEOの基本、講座の選び方までを整理しているWebライターの情報サイトです。 公式サイト

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