Webライターはひどい?怪しい?トラブルを避ける案件の見分け方

Webライターが募集の条件を確かめている机の上の様子

当サイトの記事は編集部がクラウドソーシングや講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にWebライター講座への案内(広告)を含みます。

「Webライター ひどい」「怪しい」といった言葉を目にして、始めるのをためらっている方も多いはずです。せっかく挑戦するなら、嫌な思いはしたくないですよね。

結論から言うと、Webライターの仕事そのものがひどいわけではありません。つらい経験の多くは、条件があいまいなまま仕事を受けてしまうことから起きているんです。

この記事を読むと、トラブルになりやすい理由と、応募の前に何を確かめればいいかが分かります。

目次

Webライターが「ひどい」「怪しい」と言われるのはなぜ?

先に結論

「ひどい」と感じる理由は、案件側(条件があいまい)、進め方側(連絡や修正)、自分側(準備不足)の3つに分けられます。どこで起きているかが分かれば、防ぎ方も見えてきます。

ネットで見かける「ひどい」という声には、いろいろな中身が混ざっています。報酬の話もあれば、連絡の取り方の話も、自分の準備の話もあるんです。

ひとまとめにすると不安が大きくなるので、3つに分けて考えてみましょう。

分け方よくある「ひどい」の中身防ぎ方の方向
案件側作業量に対して報酬の条件が分かりにくい、契約前に条件が書かれていない応募前に条件を確かめる
進め方側修正が何度も続く、連絡が取りにくい、支払いの時期が分からない契約前に修正回数や連絡方法を決めておく
自分側書き方が分からず時間がかかる、引き受けすぎて疲れる基礎を学び、引き受ける量を決める
Webライターがひどいと感じる理由を、案件側・進め方側・自分側の3つに分けて防ぎ方を示した図解

「怪しい」と言われる話の多くは、仕事の外側にある

「Webライター 怪しい」と言われる時は、記事を書く仕事そのものより、その周りの勧誘が話題になっていることがよくあります。例えば、SNSのメッセージで急に高額な教材や講座を勧められる、といった話です。

記事を書いて報酬を受け取るという仕事の形は、とてもシンプルです。仕事の話なのか、何かを買わせる話なのかを見分けることが、最初の一歩になります。

こんな誘いには気をつけて
  • 仕事の話のはずが、先にお金を払うよう求められる
  • 「簡単に稼げる」と言って、内容をくわしく説明しない
  • 外部のチャットに移るよう急かされる
  • 個人情報を最初から細かく聞かれる

仕事の話と、何かを買わせる話は、並べてみると違いが分かりやすくなります。

仕事の話によくあること
  • 作業内容と報酬の決まり方が説明される
  • 納期や文字数が具体的に書かれている
  • サービス内のメッセージでやりとりできる
慎重になりたい話によくあること
  • 先に教材や登録の費用を求められる
  • 作業内容より「稼げる」話が中心になる
  • 外部のチャットへの移動を急かされる

Webライターの仕事の全体像を先に知りたい方は、Webライターとは?仕事内容・始め方・稼ぎ方を読んでみてください。

案件側:条件があいまいな募集の見分け方

先に結論

トラブルを防ぐ一番の近道は、条件のはっきりした募集を選ぶことです。報酬・文字数・納期・修正回数・支払いの時期が書かれているかを見てみましょう。

『どの募集もよさそうに見えて、違いが分からない』という方も多いですよね。そんな時は、募集文の中で次の項目が書かれているかを確かめてみてください。

募集文で確かめたいこと
  • 報酬の決まり方(文字単価・記事単価など)が書かれている
  • 文字数と、数え方が書かれている
  • 納期が書かれている
  • 修正の回数や範囲が書かれている
  • 支払いの時期が書かれている
  • マニュアルやレギュレーションの有無が書かれている

項目が抜けている募集が、すぐに悪いというわけではありません。ただ、抜けている部分は応募の時に質問して、はっきりさせておくのが安心です。

募集文に印を付けながら読む

募集文は、ざっと読むだけだと大事な条件を見落としがちです。おすすめは、気になる所に印を付けながら読むことです。

募集文を読む手順
  1. 報酬・文字数・納期・修正回数の4か所に印を付ける
  2. 書かれていない項目をメモに書き出す
  3. 作業内容のうち、執筆以外の作業があるかを確かめる
  4. メモにした項目を、応募の時に質問する

この手順を何回か続けると、条件のはっきりした募集かどうかが、読んだだけで分かるようになってきます。

気をつけたい募集の特徴

条件があいまいな募集には、いくつか共通する特徴があります。表にまとめたので、応募前に見比べてみてください。

募集文の特徴起きやすいこと確かめ方
「簡単」「誰でもできる」が強調され、作業内容がくわしくない実際の作業量が思ったより多い1本あたりの作業の流れを質問する
テストライティングの報酬について書かれていないテストの扱いで後から食い違うテストに報酬があるかを質問する
修正回数の記載がない修正が何度も続く修正の回数と範囲を質問する
連絡を外部のチャットに移すよう求められる条件の記録が残りにくいサービス内のメッセージで条件を確かめる

法律で決まっていることも知っておく

フリーランス・事業者間取引適正化等法(フリーランス法)が、令和6年(2024年)11月1日に施行されました。フリーランスに仕事を発注する事業者には、業務の内容・報酬の額・支払期日などの取引条件を明示することが求められています。

条件がはっきりしない時に「取引条件を教えていただけますか」と聞くのは、まったくおかしなことではないんです。くわしくは公正取引委員会のページで確認できます。

自宅で業務委託として働く人向けの情報は、厚生労働省の自営型テレワークのページでもまとめられています。

進め方側:連絡や修正でもめないために

先に結論

仕事が始まってからのトラブルは、最初に決めておくことでかなり防げます。修正の回数、連絡の方法、支払いの時期の3つを、契約の前に確かめておきましょう。

『修正が何回も続いて、終わりが見えない』。Webライターがひどいと感じる場面として、よく聞く悩みです。

これは、どちらかが悪いというより、最初の約束があいまいだった時に起きやすいんです。発注者も、何回まで直してもらえるか分からないまま進めていることがあります。

仕事を始める前に決めておくこと
  1. 修正の回数と、どこまでを修正に含めるかを確かめる
  2. 連絡の方法と、返信の目安の時間を確かめる
  3. 納品の方法(ドキュメントの共有など)を確かめる
  4. 支払いの時期と方法を確かめる
  5. 決めた内容を、メッセージなど記録の残る形で残す

連絡で使える言い回し

条件を確かめる時は、こんな聞き方なら角が立ちにくいです。

「お引き受けする前に確認させてください。修正は何回まで対応すればよいでしょうか」

「納品後のお支払いの時期を教えていただけますか」

聞き方を決めておくと、毎回悩まずに済みます。メモ帳にいくつか保存しておくと便利ですよ。

修正が続いた時の伝え方

決めた回数を超えて修正が続く時は、ひとりで抱え込まずに相談してみましょう。例えばこんな伝え方があります。

「最初にお伺いした修正回数を超えましたので、今後の進め方をご相談させてください。追加の修正が必要な場合の条件を教えていただけますか」

感情的にならず、最初の約束をもとに話すのがポイントです。クラウドソーシングを使っている場合は、サービスの問い合わせ窓口に相談する方法もあります。

支払いの時期が分からない時は

納品したのに、支払いの時期がはっきりしない。そんな時も、まずは落ち着いて確認の連絡をしてみてください。

「先日納品した記事のお支払いの時期について、確認させていただけますか」

連絡のやりとりは、記録の残る形でしておきましょう。業務委託で直接契約する時は、契約の内容を書面やメッセージで残しておくと、後から確かめやすくなります。会社を辞めて独立を考えている方は、フリーランスWebライターになるにはも読んでみてください。

自分側:準備不足でつらくならないために

先に結論

「ひどい」と感じる理由の中には、自分の準備で防げるものもあります。書き方の基礎を知っておくこと、引き受ける量を決めておくことが大切です。

『自分の文章が悪いのか、発注者が厳しいのか分からない』という悩みもよく聞きます。修正の指摘が多いと、落ち込んでしまいますよね。

実は、指摘の多くは基礎的な書き方で減らせることが多いんです。結論を先に書く、一文を短くする、事実を確かめる、といった基本です。

納品前のセルフチェック
  • マニュアルとレギュレーションに沿っているか
  • 見出しを読むだけで内容が分かるか
  • 一文が長すぎないか
  • 数字や固有名詞を公式の情報で確かめたか
  • 声に出して読んで、つまずく所がないか

指摘を受けた時の受け止め方

修正の指摘を受けると、自分を否定されたように感じることがありますよね。ただ、指摘は記事をよくするための意見で、あなた自身への評価ではありません。

指摘はメモにためて、次に書く前に読み返してみてください。同じ指摘が減っていけば、それだけ修正のやりとりも少なくなっていきます。

引き受ける量を決めておく

始めたばかりの時期は、断ると次がないような気がして、つい引き受けすぎてしまうことがあります。その結果、納期に追われて品質が下がり、修正が増える、という流れになりがちです。

『断ったら次の仕事がもらえないかも』と心配になる気持ちは自然です。ただ、無理をして納期に遅れるほうが、信頼を落としてしまうことが多いんです。

1週間で書ける本数を先に決めておき、それを超える依頼は「今週は難しいので、来週からでもよろしいでしょうか」と相談してみてください。

よくある準備不足起きやすいこと先にやっておくこと
書き方の基本を知らない修正の指摘が多くなる結論を先に書く、一文を短くする練習をする
マニュアルを流し読みしている同じ指摘を何度も受ける書いてはいけないことに印を付けてから書く
書く時間を決めていない納期の直前に慌てる書く曜日と時間を決めておく
引き受ける量を決めていない疲れて続けられなくなる1週間の本数の上限を決める

指摘の理由が分からない時は

修正の指摘を受けても、なぜ直すのかが分からないと、次の記事でも同じことが起きてしまいます。独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいものです。

添削を受けながら書く基礎を学べる講座を使う方法もあります。独学で進めるか講座を使うかは、自分のペースに合わせて選んでみてください。

あなたのライターキャリア講座(PR)

添削を受けながら書く基礎を学ぶなら

あなたのライターキャリア講座は、株式会社YOSCAが運営するオンラインのライター講座です。全8回のカリキュラムで記事作りの基礎からキャリアの考え方までを学び、編集・校正スタッフの添削を受けられると案内しています。無料の資料請求と無料相談があります。

無料ライターキャリア講座の無料資料を見る

料金や講座の内容は公式サイトでご確認ください。

応募前に確かめる質問リスト

先に結論

条件があいまいな時は、応募の段階で質問して確かめるのが一番の予防です。聞きにくいと感じるかもしれませんが、条件を確かめる書き手は発注者にとっても安心できる相手なんです。

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。『こんなことを聞いたら失礼かな』と遠慮してしまう方も多いですよね。

ただ、条件を確かめないまま始めると、後からお互いに困ることになります。応募の時やテストの前に使える質問を、場面ごとにまとめました。

場面確かめたいこと質問の例
応募の時作業の範囲構成はご用意いただけますか、こちらで作成しますか
応募の時文字数の数え方見出しや空白は文字数に含まれますか
テストの前テストの扱いテストライティングに報酬はありますか
契約の前修正の回数修正は何回まで対応すればよいでしょうか
契約の前支払いお支払いの時期と方法を教えていただけますか
契約の前AIの利用生成AIの利用について決まりはありますか
応募前にWebライターが確かめておきたい質問を、応募の時・テストの前・契約の前に分けて並べた図解

質問に丁寧に答えてくれる発注者なら、仕事が始まってからも相談しやすいはずです。答えがはっきりしない時は、無理に進めず見送る選択もあります。

提案文の中で質問を自然に入れる方法は、Webライターの提案文の書き方でも紹介しています。初めての案件の選び方は未経験の副業Webライター|初心者が最初の案件を選ぶポイントも参考になります。

クラウドソーシングで探す時のポイント

クラウドソーシングで探す場合は、サービスの中で契約し、メッセージもサービス内でやりとりしておくと記録が残ります。クラウドワークスの使い方はクラウドワークスでWebライターを始めるで紹介しています。

補足

利用できる年齢や、未成年の利用条件は、各サービスの利用規約で決まっています。登録の前に確かめておきましょう。

よくある相談:これって怪しい?ひどい?

先に結論

「怪しいかも」と感じた時は、その場で決めずに、条件と記録を確かめるのが一番です。迷ったら、断っても大丈夫です。

Yahoo!知恵袋などに寄せられた相談の中から、よく読まれているものに答えてみます。

相談1:クラウドソーシングで急にスカウトが来ました。受けて大丈夫?

「登録したばかりなのに、Webライターの仕事のスカウトが来た」という相談です。うれしい反面、少し不安になりますよね。

スカウトそのものは、クラウドソーシングでよくある仕組みです。ただ、内容がくわしく書かれていない、外部のチャットに移るよう急かされる、といった時は慎重に進めましょう。

まずはサービス内のメッセージで、作業内容と報酬の決まり方、納期を確かめてみてください。

例えばこんな返し方なら、失礼にならずに条件を確かめられます。

「スカウトいただきありがとうございます。お引き受けする前に、作業の内容と文字数、納期を教えていただけますか」

返事の内容がはっきりしていて、質問にも丁寧に答えてもらえるなら、前向きに考えてよいサインです。反対に、質問をはぐらかされる時は、見送っても大丈夫です。

相談2:回答を見たという人から、ライターのお誘いが来ました

「ネットに書いた文章を見たという人から、Webライターをやらないかと誘われた」という相談です。

文章を見て声をかけてもらえるのは、うれしいことですよね。ただ、相手がどんな会社や個人なのか、どんな仕事なのかが分からないうちは、すぐに返事をしなくて大丈夫です。

お誘いが来た時に確かめること
  • 相手の会社名や連絡先がはっきりしているか
  • 仕事の内容と報酬の決まり方が説明されているか
  • 先にお金を払うよう求められていないか
  • 個人情報をいきなり細かく聞かれていないか

相談3:副業の教材やスクールでの失敗が心配です

「初心者を狙った情報商材や副業スクールの話をよく見聞きするので心配」という相談です。

講座や教材を選ぶ時は、何が学べるのか、どんな形でサポートがあるのかが公式サイトで説明されているかを見てみてください。料金や内容は、申し込む前に公式サイトで確かめ、その場の勢いで決めないことが大切です。

例えば、次のような点を申し込む前に見ておくと安心です。

  • 学べる内容とカリキュラムが公式サイトに書かれているか
  • 添削や質問などのサポートの形が説明されているか
  • 無料の資料や相談で、内容を確かめられるか
  • 収入についての言い切りで、申し込みを急かされていないか

講座の選び方はWebライター講座の選び方でくわしく紹介しています。収入の伸び方を知りたい方は、Webライターは稼げるのか?も参考にしてみてください。

よくある質問

Webライターはひどい仕事なのですか?

仕事そのものがひどいわけではありません。条件があいまいなまま受けてしまうと、つらい思いをしやすくなります。応募前に報酬・文字数・納期・修正回数・支払いの時期を確かめてみてください。

Webライターの仕事が怪しいかどうか、どう見分けますか?

先にお金を払うよう求められる、仕事の内容がくわしく説明されない、外部のチャットへの移動を急かされる、といった時は慎重に進めましょう。条件を質問して丁寧に答えてもらえるかも目安になります。

修正が何度も続く時はどうすればいいですか?

最初に決めた修正回数をもとに、今後の進め方を相談してみてください。クラウドソーシングを使っている場合は、サービスの問い合わせ窓口に相談する方法もあります。

テストライティングは受けたほうがいいですか?

テストの内容と報酬の有無、文字数を確かめたうえで受けるかどうか決めましょう。条件がはっきりしているテストは、発注者との相性を確かめるよい機会にもなります。

フリーランス法はWebライターにも関係ありますか?

業務委託でWebライターとして仕事を受ける場合、発注する事業者に取引条件の明示などが求められる法律です。くわしい内容は公正取引委員会のページで確認できます。

まとめ

この記事の要点
  • 「ひどい」と感じる理由は、案件側・進め方側・自分側の3つに分けて考える
  • 怪しい話の多くは、仕事の外側の勧誘で起きている
  • 募集文で報酬・文字数・納期・修正回数・支払いの時期を確かめる
  • 修正回数・連絡方法・支払いの時期は契約前に決め、記録に残す
  • 迷ったら応募前に質問し、答えがはっきりしなければ見送る
ウェブライター

ウェブライター 編集部

Webライターの仕事内容や始め方、副業・在宅・バイトなどの働き方、仕事の探し方、文章とSEOの基本、講座の選び方までを整理しているWebライターの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次