Webライターの提案文の書き方|初心者が採用されやすい応募のコツ

Webライターが提案文を書いている机の上の様子

当サイトの記事は編集部がクラウドソーシングや講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にWebライター講座への案内(広告)を含みます。

クラウドソーシングで何件も応募しているのに、返事が来ない。Webライターの提案文に何を書けばいいのか分からず、毎回同じ文面を送っている。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、提案文は「あいさつ・募集を読んだ証拠・できること・稼働時間・見本」の5つのブロックで組み立てると、ぐっと読まれやすくなります。

この記事を読むと、初心者でも発注者に「この人に頼んでみたい」と思ってもらえる提案文が書けるようになりますよ。

目次

Webライターの提案文とは?発注者が見ていること

先に結論

提案文は、募集に応募する時に送る自己紹介と仕事の申し込みの文章です。発注者は文章のうまさより、「募集をきちんと読んでいるか」「安心して任せられそうか」を見ています。

クラウドワークスやランサーズでは、1つの募集にたくさんの応募が集まることがあります。発注者は、その中から短い時間で誰に頼むかを決めているんです。

『長く丁寧に書いたほうが熱意が伝わるのでは』と思いますよね。ただ、読む側からすると、知りたいことがすぐ見つかる提案文のほうがありがたいものです。

発注者が見ているところ提案文で伝えること
募集を読んでいるか募集のテーマや条件にふれた一文
書けそうか書けるテーマと、近い経験
納期を守れそうか1週間に作業できる時間と、連絡のペース
どんな文章が届くかサンプル記事などの見本
やり取りしやすそうか丁寧で短い文章の書き方そのもの

提案文そのものが、あなたの文章の見本にもなっています。読みやすく書けているだけで、「この人の記事も読みやすそう」と伝わるんです。

提案文は5つのブロックで組み立てる

先に結論

提案文は、あいさつ・募集を読んだ証拠・できること・稼働時間・見本の5ブロックを、この順番で並べるのが基本です。ブロックごとに2〜3文で書けば、全体でも読みやすい長さに収まります。

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。提案文を1つの文章として考えると、何から書けばいいか迷ってしまいますよね。

5つのブロックに分けて、それぞれを埋めていく形にすると、初心者でも迷わずに組み立てられます。

ブロック書くこと書き方の例
あいさつ名前と、募集を見て応募したこと「はじめまして。募集を拝見し、ぜひ担当したいと思いご連絡しました」
募集を読んだ証拠募集のテーマや条件にふれる「マニュアルに沿って、暮らしの記事を書く募集と理解しています」
できること書けるテーマ、近い経験、できる作業「家事や片づけについて調べて書くのが得意です」
稼働時間作業できる時間と、連絡のペース「平日の夜に2時間ほど作業できます。連絡は朝と夜に確認します」
見本サンプル記事などのリンク「近いテーマで書いた記事をお送りします」
Webライターの提案文を、あいさつ・募集を読んだ証拠・できること・稼働時間・見本の5つのブロックで組み立てる方法を示した図解

あいさつは短く済ませる

あいさつは、1〜2文で十分です。自分の名前と、募集を見て応募したことが伝われば大丈夫です。

長い前置きは、本題に入るまでに読む人を待たせてしまいます。

「はじめまして、○○と申します。募集を拝見してご連絡しました」くらいの短さを目安にしておきましょう。

募集を読んだ証拠を入れる

5つの中で、いちばん差がつくのがこのブロックです。募集文に書かれたテーマや条件に、ひと言ふれてみてください。

例えば、「構成をご用意いただける点、修正は2回までという点を確認しました」と書くだけで、発注者は『ちゃんと読んでくれた人だ』と感じます。同じ文面を使い回していないことも、自然に伝わるんです。

できることは具体的に書く

「頑張ります」「何でも書けます」だけでは、何を任せられるのかが伝わりません。書けるテーマと、それに近い経験を具体的に書きましょう。

仕事の経験がなくても大丈夫です。「毎日の献立づくりで、作り置きの工夫を続けてきました」のように、暮らしの中の経験も立派な材料になります。

稼働時間は数字で伝える

稼働時間は、発注者が納期を組む時に知りたい情報です。「1週間に何日、1日に何時間くらい作業できるか」を、目安でよいので数字で書いておきましょう。

連絡を確認する時間帯も添えておくと、やり取りの見通しが立ちやすくなります。本業がある方は、本業の時間中に返信する約束をしないことも大事です。

見本は1〜2本に絞る

見本は、募集のテーマに近いものを1〜2本選んで送ります。たくさん並べるより、読んでほしい記事を絞ったほうが目を通してもらえるんです。

見本の作り方は、Webライターのポートフォリオの作り方でくわしく紹介しています。

そのまま使える提案文の例

先に結論

5つのブロックを順に並べると、初心者でも読みやすい提案文になります。例文をそのまま送るのではなく、募集に合わせて「募集を読んだ証拠」と「できること」を書きかえて使いましょう。

『実際に並べるとどうなるの?』と気になりますよね。暮らしの記事の募集に応募する場合の例です。

提案文の例(暮らしの記事の募集)

はじめまして。募集を拝見し、ぜひ担当したいと思いご連絡しました。

マニュアルと構成をご用意いただき、暮らしのお役立ち記事を書くお仕事と理解しています。修正は2回までという点も確認しました。

家事や片づけについて調べて書くのが得意で、公的な情報で事実を確かめながら書くようにしています。

平日の夜に2時間ほど、土日はまとめて作業できます。連絡は朝と夜に確認し、1日以内にお返事します。

近いテーマで書いたサンプル記事をお送りします。ご検討いただけますと幸いです。

このくらいの長さなら、発注者もすぐに読み終えられます。5つのブロックがそろっているので、知りたいことがひと通り伝わりますよ。

例文を使う時に書きかえる所
  • 募集のテーマと条件にふれた一文
  • 自分が書けるテーマと、近い経験
  • 自分の作業できる時間と、連絡を確認する時間帯
  • 送る見本の記事

採用されにくい提案文と、直し方

先に結論

採用されにくい提案文には、「使い回しが分かる」「自分の都合が先に来る」「何ができるか分からない」という共通点があります。読む人の目線で1か所ずつ直していきましょう。

返事が来ない時は、自分の提案文を発注者の立場で読み直してみるのがおすすめです。よくある書き方と、直し方の例を並べてみました。

よくある書き方読む人の受け止め方直し方の例
「未経験ですが頑張ります」何ができるのか分からない「家事のテーマなら調べて書けます」と、できることを書く
どの募集にも同じ文面募集を読んでいないように見える募集のテーマや条件に、ひと言ふれる
「単価を上げてほしいです」から始まる自分の都合が先に来ている最初は仕事の中身の話をし、条件の相談は後にする
長い経歴の説明知りたいことが見つからない募集に関係する経験だけを2〜3文で書く
見本を10本並べるどれを読めばいいか迷うテーマの近い1〜2本に絞る
こんな提案文は見直しを
  • 発注者の名前や募集のテーマが、別の募集のものになっている
  • 誤字脱字がある
  • 作業できる時間が書かれていない
  • 「どんな仕事でもします」と範囲があいまい

条件が気になる時の聞き方

募集文に書かれていない条件が気になる時は、提案文の最後に短く質問を添えましょう。聞き方しだいで、印象はやわらかくなります。

例えば「テストライティングの有無と、報酬の条件を教えていただけますか」のように聞くと、失礼になりません。条件のはっきりしない募集の見分け方は、Webライターはひどい?トラブルを避ける案件の見分け方で紹介しています。

送る前の見直しと、送った後のこと

先に結論

提案文を送る前に、声に出して読んで誤字脱字と長すぎる文を直しましょう。送った後は、返事が来なくても落ち込まず、提案文を少しずつ直していくことが採用への近道です。

せっかく書いた提案文も、誤字が1つあるだけで印象が変わってしまいますよね。送る前の見直しは、短い時間でも効果があります。

送る前の見直し
  1. 声に出して読み、つっかえる所を直す
  2. 1文が長すぎる所を2つに分ける
  3. 募集のテーマや条件にふれた一文があるかを確かめる
  4. 作業できる時間と見本のリンクが入っているかを確かめる
  5. 見本のリンクを開き、ログインなしで読めるかを確かめる
Webライターの提案文を送る前に見直す5つの手順を示した図解

送った後にしておきたいこと

提案文を送ったら、どの募集に、どんな文面で送ったかを記録しておきましょう。返事が来たものと来なかったものを比べると、直す所が見えてきます。

記録すること見返す時のポイント
募集のテーマ返事が来やすいテーマに偏りがないか
提案文の書き出し募集を読んだ証拠の書き方の違い
送った見本テーマが募集と近かったか
返事の有無何件に1件くらい返事が来たか

それぞれのサービスでの応募の進め方は、クラウドワークスでWebライターを始める方法やランサーズでWebライターの仕事を探す方法でまとめています。

文章そのものに自信が持てない時は

提案文を何度直しても、『そもそも自分の文章でいいのかな』と不安になることもあります。独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいものです。

添削を受けながら書く基礎を学べるオンライン講座を使う方法もあります。応募の前に基本を固めておきたい方は、資料で中身を確かめてみてください。

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よくある相談:Webライターの提案文で迷うこと

先に結論

提案文についての相談は、「書き方がまったく分からない」「苦手なテーマの依頼が来たらどう返すか」「初心者でも採用されるにはどうすればいいか」の3つが目立ちます。

Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、要約してご紹介します。

ランサーズで副業を始めたいけれど、提案文の書き方が分からない

Webライターの副業をランサーズで始めようとしているけれど、提案文の書き方が分からず、調べても自分に合う書き方が見つからない、という相談です。

まずは5つのブロックで組み立ててみてください。あいさつ・募集を読んだ証拠・できること・稼働時間・見本を、それぞれ2〜3文で書けば形になります。

副業の場合は、稼働時間のブロックで「平日の夜と土日に作業できます」のように、本業と重ならない時間を伝えておくと安心です。

苦手なテーマの依頼が来たら、どう返せばいいか

苦手な分野の記事を頼まれた時に、どのように対応すればよいのか迷っている、という相談です。

無理に引き受けると、調べる時間がかかりすぎたり、内容が浅くなったりしがちです。正直に「このテーマはくわしくないため、調べる時間をいただきたいです」と伝えるのも1つの方法です。

お断りする時も、「今回は見送らせてください。○○のテーマでしたらお手伝いできます」と、できることを添えて返すと、次の仕事につながることがあります。

初心者でも採用されるには、どうすればいいか

Webライターをやりたくてクラウドソーシングで応募しているけれど、初心者が採用されるにはどうすればいいか知りたい、という相談です。

初心者のうちは、提案文の「募集を読んだ証拠」と「見本」を丁寧に用意するのが近道です。応募の数を増やすより、1件ごとに募集に合わせて書くほうが返事をもらいやすくなります。

返事が来ない時は、送った提案文の記録を見返して、書き出しや見本を1か所ずつ変えてみてください。

よくある質問

Webライターの提案文は、どのくらいの長さがいいですか?

5つのブロックをそれぞれ2〜3文で書く長さが目安です。発注者がすぐに読み終えられる長さを意識しましょう。

実績がない時は、提案文に何を書けばいいですか?

書けるテーマと、それに近い暮らしや仕事の経験を書きましょう。サンプル記事を1本用意して見本として送ると、実績の代わりになります。

提案文のテンプレートを使い回してもいいですか?

5つのブロックの形は使い回してかまいません。ただ、「募集を読んだ証拠」と「できること」は、募集ごとに書きかえるのがおすすめです。

提案文で単価の相談をしてもいいですか?

最初の応募では、仕事の中身の話を先にするのがおすすめです。条件で気になる所があれば、最後に短く質問として添えましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 提案文は、発注者が「任せられそうか」を判断するための文章
  • あいさつ・募集を読んだ証拠・できること・稼働時間・見本の5ブロックで組み立てる
  • 例文は、募集を読んだ証拠とできることを書きかえて使う
  • 送る前に声に出して読み、送った後は記録して直していく
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ウェブライター 編集部

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