Webライターのポートフォリオの作り方|実績ゼロからの見せ方

Webライターのポートフォリオを作っている机の上の様子

当サイトの記事は編集部がクラウドソーシングや講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にWebライター講座への案内(広告)を含みます。

Webライターとして応募しようとしたら「ポートフォリオを添えてください」と書かれていて、実績がないのにどうしよう、と困ってしまった。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、Webライターのポートフォリオは、仕事の実績がなくても作れます。見せられるものは、サンプル記事・ブログ・講座の課題・前職の資料の4つに分けて考えると見つかりやすいんです。

この記事を読むと、実績ゼロの状態から、応募で見せられるポートフォリオを用意するまでの流れが分かりますよ。

目次

Webライターのポートフォリオとは?発注者が見ていること

先に結論

ポートフォリオは、あなたがどんな文章を書けるかを見せる作品集です。発注者は文章のうまさだけでなく、読みやすさ・テーマとの相性・マニュアルを守れそうかを見ています。

Webライターの応募では、応募の文章と一緒に「書いた記事を見せてください」と言われることがよくあります。その時に見せるものをまとめておくのが、ポートフォリオです。

『すごい実績がないと意味がないのでは』と思いますよね。実は、発注者が知りたいのは「この人に頼むと、どんな記事が届くか」なんです。

発注者が見るところ具体的に見ていること
読みやすさ1文が長すぎないか、見出しで内容が分かるか
テーマとの相性募集しているテーマに近い記事を書いたことがあるか
決まりを守れそうか表記がそろっているか、誤字脱字がないか
調べる力事実を公的な情報などで確かめて書いているか
人柄自己紹介から、連絡のしやすさが伝わるか

つまり、実績の数より「頼んだ後の姿が想像できるか」が大事です。ここを押さえておくと、何を載せればいいかが見えてきます。

最初の仕事を取るまでの全体の流れは、Webライターになるにはでまとめています。

実績ゼロでも見せられるものは4つある

先に結論

実績がない人が見せられるものは、サンプル記事・ブログ・講座の課題・前職の資料の4つです。それぞれ載せ方と注意点が違うので、表で確かめてから選びましょう。

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。『見せるものが何もない』と思っていても、4つに分けて探すと、意外と手元にあることが多いんです。

見せられるものどんなものか載せ方注意点
サンプル記事応募したいテーマで、自分で書いた記事文書ツールで書き、閲覧用のリンクにする誰かの記事をまねしない。事実は公的な情報で確かめる
ブログ自分で運営しているブログの記事読んでほしい記事を2〜3本選んでリンクする日記ふうの記事より、読む人の疑問に答える記事を選ぶ
講座の課題講座やスクールの課題で書いた記事添削を受けて直した後の記事を載せる講座のルールで公開してよいかを確かめる
前職の資料仕事で作った案内文やマニュアルなど社名や個人の情報を消し、要点だけを説明する会社の外に出してよいものか、前もって確かめてから使う
実績ゼロのWebライターが見せられる、サンプル記事・ブログ・講座の課題・前職の資料の4つを示した図解

サンプル記事は「応募したいテーマ」で書く

いちばん作りやすいのが、サンプル記事です。これから応募したいテーマで1本書いておけば、どの募集にも使い回しやすくなります。

例えば、暮らしの記事に応募したいなら「洗濯物を早く乾かすには」のような身近なテーマがおすすめです。見出しを付けて、結論から書く形にしておきましょう。

ブログは記事を選んで見せる

ブログを持っている方は、ポートフォリオとして使えます。ただ、全部の記事を見せる必要はありません。

読む人の疑問に答えている記事を2〜3本選んで、リンクを並べておくのがコツです。ブログとWebライターの違いが気になる方は、ブログとWebライターはどっちがいい?も読んでみてください。

講座の課題は直した後のものを載せる

講座やスクールで課題を書いた方は、それも見せられるものの1つです。添削を受けて直した後の記事なら、読みやすさも伝わりやすくなります。

ただし、講座によっては課題の公開に決まりがあります。載せる前に、公開してよいかを確かめておきましょう。

前職の資料は「何を作ったか」を説明する

会社で案内文やマニュアル、社内報などを作っていた方は、その経験も立派な材料です。ただ、資料そのものを載せるのは避けたほうが安心です。

「新しく入った人向けの手順書を作り、分かりにくい所を直していました」のように、何をしたかを文章で説明する形にしておきましょう。

4つのうち、どれから用意するか

4つ全部をそろえる必要はありません。いまの自分の状況に近いものから始めてみてください。

いまの状況先に用意するとよいもの
書いたものが何もない応募したいテーマのサンプル記事を1本
ブログを続けている疑問に答えている記事を2〜3本選ぶ
講座で学んでいる添削を受けて直した課題の記事
会社で文章を作ってきた前職の経験の説明と、サンプル記事を1本

ポートフォリオの作り方の手順

先に結論

ポートフォリオは、自己紹介・書けるテーマ・見せる記事・連絡のしかたの4つをまとめれば形になります。最初から立派に作り込むより、1枚にまとめて応募しながら育てていくのがおすすめです。

『どこに、どんな形で作ればいいの?』と迷いますよね。最初は、無料の文書ツールで1枚のページにまとめるだけでも十分です。

ポートフォリオを作る手順
  1. 応募したいテーマを1〜3つ決める
  2. そのテーマでサンプル記事を1本以上書く
  3. 自己紹介と、作業できる時間の目安を書く
  4. 見せる記事のリンクと、それぞれの一言説明を並べる
  5. 連絡の取り方と、返信できる時間帯を書く
  6. 誤字脱字がないかを声に出して読んで確かめる
Webライターのポートフォリオを作る6つの手順を示した図解

置き場所の選び方

ポートフォリオの置き場所は、文書ツールのページでも、ブログでもかまいません。大事なのは、発注者がリンクを開いてすぐに読めることです。

置き場所向いている人気をつけたいこと
文書ツールのページとにかく早く用意したい人閲覧の権限を「リンクを知っている人」にしておく
自分のブログブログを運営している人記事が多い時は、見せたい記事を選んで並べる
サービスのプロフィールクラウドソーシングで応募する人文字数の決まりの中で、要点を短くまとめる

自己紹介の書き方の例

ポートフォリオの最初に置く自己紹介は、3〜4行で十分です。長い経歴より、仕事を頼む時に知りたいことを先に書きましょう。

「暮らしや家事のテーマを中心に書いています。平日は夜に2時間ほど、土日はまとめて作業できます。連絡は朝と夜に確認しています」

このくらいの長さなら、発注者も読む負担がありません。得意なテーマが増えたら、少しずつ書き足していけば大丈夫です。

一言説明の書き方

記事のリンクだけを並べるより、それぞれに一言の説明を添えると読んでもらいやすくなります。例えば、こんな書き方です。

「洗濯のお悩み記事。公的な情報で事実を確かめ、読む人がすぐ試せる手順にまとめました」

このように、何を意識して書いたかを1文で伝えると、あなたの書き方の考えまで伝わりますよ。

ポートフォリオができたら、次は応募の文章です。組み立て方はWebライターの提案文の書き方で紹介しています。出品型のサービスで見せたい方は、ココナラでWebライターとして出品する方法も参考になります。

提出前のチェック
  • リンクを開くと、ログインなしで読めるか
  • 応募するテーマに近い記事が入っているか
  • 自己紹介に、作業できる時間が書いてあるか
  • 誤字脱字や表記のゆれがないか

載せる時に気をつけたいこと

先に結論

ポートフォリオに載せるのは、自分で書いて、公開してよいと分かっているものだけにしましょう。仕事で書いた記事は、発注者の許可をもらってから載せるのが基本です。

ポートフォリオを作っていると、少しでも見栄えをよくしたくなりますよね。ただ、載せ方を間違えると、かえって信頼を落としてしまうことがあるんです。

載せてはいけないもの
  • 他人の記事や、他人の文章を写したもの
  • 公開しない約束になっている仕事の記事
  • 社名や個人の名前が入ったままの社内資料
  • 事実を確かめていない、うろ覚えの内容の記事

他人の文章を写さないことは、著作権の面でも大切です。引用する時は出典を書き、自分の文章が主になるようにしましょう(文化庁の著作権の解説)。

仕事の記事を載せたい時は

クラウドソーシングなどで受けた仕事の記事は、発注者のものになっている場合があります。載せたい時は「ポートフォリオに載せてもよろしいですか」と、先に聞いておきましょう。

許可が取れない時は、「暮らしの記事を継続して担当しています」のように、テーマと本数だけを書く方法もあります。

添削を受けた記事を見本にしたい時は

サンプル記事を書いてみて、『これで見せて大丈夫かな』と不安になる方も多いはずです。独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいものです。

添削を受けながら書く基礎を学べるオンライン講座を使う方法もあります。課題を書いて直す経験そのものが、見せられる記事づくりにつながりますよ。気になる方は、資料で内容を確かめてみてください。

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よくある相談:Webライターのポートフォリオで迷うこと

先に結論

ポートフォリオについての相談は、「WordPressで作るべきか」「ブログを1つ作ったほうがいいか」「アフィリエイトのブログも使えるか」の3つが目立ちます。

Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、要約してご紹介します。

ポートフォリオはWordPressで作ったほうがいいのか

Webライターのポートフォリオは、なぜWordPressのブログがいいと言われるのか、ほかの方法ではだめなのか知りたい、という相談です。

WordPressで書いた記事があると、記事をサイトに入力する作業にも慣れていることが伝わります。入力まで任せたい発注者には、うれしいポイントです。

ただ、最初からWordPressでなくても大丈夫です。まずは文書ツールでサンプル記事を用意し、必要になったら広げていくので十分ですよ。

ポートフォリオのためにブログを1つ作るべきか

Webライターに興味があり、ポートフォリオとしてブログを1つ作ったほうがいいのか迷っている、という相談です。

ブログがあると、見せる記事を自分で増やしていけるのは良いところです。ただ、ブログを作ることに時間をかけすぎて、応募が遅れてしまうのはもったいないですよね。

まずはサンプル記事を1〜2本書いて応募を始め、並行してブログを育てる順番がおすすめです。

アフィリエイトのブログはポートフォリオになるのか

アフィリエイトのブログは、Webライターのポートフォリオとして使えるのか知りたい、という相談です。

読む人の疑問に答えている記事なら、見せる材料になります。検索で読まれることを考えて書いた経験は、SEOの記事を書く仕事にもつながります。

ただ、商品をすすめる記事ばかりだと、文章の力が伝わりにくいこともあります。疑問に答える記事を選んで見せるようにしましょう。

よくある質問

実績ゼロでもWebライターのポートフォリオは作れますか?

作れます。応募したいテーマで書いたサンプル記事を1本用意するだけでも、ポートフォリオになります。

ポートフォリオに載せる記事は何本あればいいですか?

最初は1〜3本で十分です。応募するテーマに近い記事を選んで載せ、仕事が増えたら入れ替えていきましょう。

文字数はどのくらいの記事を載せればいいですか?

応募したい募集でよく見る長さに合わせるのが目安です。数千字の記事が多い募集なら、同じくらいの長さで1本書いておくと安心です。

スマホだけでポートフォリオは作れますか?

下書きやメモはスマホでもできますが、記事の見た目やリンクの確認はパソコンのほうが楽です。発注者がパソコンで開くことも考えて、一度はパソコンの画面で見え方を確かめておきましょう。

ポートフォリオは応募のたびに変えたほうがいいですか?

全体を作り直す必要はありませんが、応募するテーマに近い記事を上に並べると読まれやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • ポートフォリオは、頼んだ後の姿を想像してもらうための作品集
  • 実績ゼロでも、サンプル記事・ブログ・講座の課題・前職の資料の4つから見せられる
  • 自己紹介・テーマ・記事・連絡のしかたをまとめれば形になる
  • 自分で書き、公開してよいものだけを載せる
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