英語を活かすWebライター|翻訳・海外情報の記事を書く方法

英語の本や辞書とノートパソコンが並んだ、英語を活かして記事を書く机の様子

当サイトの記事は編集部がクラウドソーシングや講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にWebライター講座への案内(広告)を含みます。

英語が得意だから、Webライターの仕事にも活かしたい。でも、どんな記事なら英語が武器になるのか、いまいちイメージしにくいですよね。

結論から言うと、英語を活かすWebライターの仕事は「海外の情報をまとめる」「翻訳して書き直す」「英語学習の記事を書く」の3つに分けると選びやすくなります。

この記事では、3つの仕事ごとに必要な力と、著作権や引用で気をつけることをお伝えします。

目次

英語を活かすWebライターの仕事は3つに分けられる

先に結論

英語を使う記事の仕事は、海外の情報をまとめる、翻訳して日本語の記事に書き直す、英語学習の記事を書く、の3つです。どれも「英語が読める」だけでなく「日本語で読みやすく書ける」ことが土台になります。

『英語ができれば、それだけで仕事になるのでは?』と思う方も多いはずです。

実は、Webライターの仕事で読まれるのは日本語の記事です。英語の力は「材料を集める力」で、記事の評価は日本語の読みやすさで決まるんです。

仕事のタイプどんな記事か英語を使う場面
海外の情報をまとめる海外の流行、旅行先の情報、海外の制度やサービスの紹介現地の公式サイトや公的機関の情報を読む
翻訳して書き直す英語の原稿や資料を、日本の読者向けの記事に整える原文の意味を正しくつかみ、自然な日本語にする
英語学習の記事英会話のフレーズ、勉強法、英語の表現の違い例文を作る、ニュアンスの違いを説明する
英語を活かすWebライターの仕事を、海外情報のまとめ・翻訳して書き直す・英語学習の記事の3つに分けた図解

Webライターの仕事の全体像は、Webライターとは?仕事内容と始め方から確認できます。

3つの仕事に必要な力と注意点の比べ表

この章のポイント

3つの仕事は、必要な力も気をつける点も少しずつ違います。自分の英語の使い方に近いものから選んでみてください。

仕事のタイプ必要な力注意点(著作権・引用など)
海外の情報をまとめる公式や公的な情報源を探す力、要点を短くまとめる力海外記事の文章を訳して並べるだけにしない。情報源を書き、自分の言葉でまとめる
翻訳して書き直す原文の意味をつかむ力、日本の読者に合わせて言葉を選ぶ力原文を使ってよいかは発注者が確認したものに限る。勝手に海外記事を訳して載せない
英語学習の記事例文を作る力、ニュアンスの違いを日本語で説明する力例文は自分で作る。教材や他サイトの例文を写さない

ここで一番気をつけたいのが、海外の記事の扱いです。

英語で書かれていても、他の人が書いた文章であることに変わりはありません。丸ごと訳して載せると、元の文章を写したのと同じように扱われやすいので避けましょう。

よくある失敗

海外の記事を見つけて、そのまま日本語に訳して納品してしまうこと。引用するなら出典を書き、引用は必要な部分だけにして、自分の文章が主になるようにします。考え方は文化庁の著作権の解説で確かめられます。

海外の情報をまとめる記事の書き方

先に結論

海外の情報記事は、英語の情報源を3つ程度読み比べ、日本の読者が気になる順に並べ直して書きます。

『英語の記事を要約すればいいんでしょ?』と思うかもしれません。ただ、要約だけだと「どこかの記事を短くしたもの」になってしまいます。

日本の読者が知りたいのは、自分に関係があるかどうかなんです。例えば海外の旅行先の記事なら、現地の情報に加えて「日本から行く人が戸惑いやすい点」を足すと、記事の価値が上がります。

海外情報の記事を書く流れ
  1. テーマに関わる現地の公式サイトや公的機関のページを探す
  2. 情報源ごとに、要点を日本語で3行にメモする
  3. 日本の読者が疑問に思いそうなことを書き出す
  4. 疑問に答える順に見出しを組む
  5. 数字や日付は、もう一度原文で確かめてから書く

情報源の選び方

情報源は、現地の公式サイトや公的機関のページを優先します。個人のブログやSNSは話題探しには使えますが、事実の裏付けには使わないほうが安全です。

英語の公的な情報を直接読めるのは、英語を活かすWebライターの大きな強みですよね。

日本の読者向けに足したい情報

海外の情報をそのまま並べるだけでは、日本の読者には使いにくいことがあります。読み終えた人が動けるように、次のような情報を足してみてください。

足したい情報例えばこんな書き方
日本との違い「日本の感覚だと〜ですが、現地では〜が一般的です」
日本から使う時の手順申し込みや手続きの流れを、日本から進める順番で書く
言葉の補足英語のままの用語に、短い日本語の説明を添える
情報の新しさ原文の更新日を確かめ、古い情報なら書かないか注記する

特に情報の新しさは見落としやすいところです。海外の制度やサービスは変わることがあるので、書く直前にもう一度原文を開いて確かめておきましょう。

翻訳の記事と英語学習の記事を書くコツ

先に結論

翻訳して書き直す仕事は「正しく訳す」より「日本の読者に伝わる形にする」ことが求められます。英語学習の記事は、読者がつまずく場面から書き始め、自分で作った例文で違いを見せると伝わりやすくなります。

翻訳して書き直す時は直訳を避ける

例えば、英語の原稿にこんな一文があったとします。

「It is important to keep in mind that」から始まる文を、そのまま「〜ということを心に留めておくことが重要です」と訳すと、硬くて長いですよね。

日本語の記事なら「ここで気をつけたいのは〜です」と言いかえるほうが、ずっと読みやすくなります。

直訳になりやすい形読みやすい日本語の例
〜することが重要です〜しておくと安心です/ここが大事なところです
〜という事実があります実は〜なんです
彼らは〜です(主語の繰り返し)主語を省いて文をつなぐ
長い一文に説明を詰め込む2文に分けて、結論を先に書く
補足

翻訳の仕事では、発注者が原文の使い方をどう決めているかを最初に確認します。「意訳してよい範囲」「日本向けに足してよい情報」も聞いておくと、修正が少なくなります。

日本語の読みやすさを鍛える方法は、Webライティングの基本で練習ドリルと一緒に紹介しています。

英語学習の記事は場面から書き始める

英語学習の記事を読む人は『この表現、どう使い分ければいいの?』のような小さな疑問を抱えています。

だからこそ、説明より先に「こんな場面で迷いますよね」と状況を出すのがコツです。

例えば、お礼を言う場面で表現をいくつか並べ、かしこまった場面と友達同士の場面で使い分けを見せるといった形です。

記事の中では、こんな短いやり取りを入れると場面が伝わりやすくなります。

「Thank you so much.」

「No problem.」

このやり取りの後に「友達同士なら、こんな軽い返し方で十分なんです」と日本語で添えると、読者は自分が使う場面を思い浮かべられます。

補足

英語学習の記事は、説明が長くなるほど読まれにくくなりがちです。1つの見出しで扱う表現は2〜3個までにしておくと、読者が覚えやすくなります。

英語学習の記事を書く前に確かめること
  • 例文はすべて自分で作ったものにした
  • 表現の違いを、場面の違いで説明している
  • 発音や文法の説明を、辞書や公式の教材で確かめた
  • 読者のレベル(初心者か、経験者か)を決めて書いている

英語に限らず、得意なテーマで書くジャンルの決め方はWebライターのジャンルの決め方や趣味を活かすWebライターも参考になります。

英語を活かしたいWebライターのよくある相談

この章のポイント

英語とWebライターについて、知恵袋などでよく見かける相談を3つ取り上げて答えます。

英語の資格を持っている高校生。将来の副業に活かせる?

英語の資格を持っていて、将来は仕事をしながらWebライターとしても活動したい、という相談です。

英語の力は、海外の情報を読める強みになります。ただ、記事は日本語で書くので、今のうちから日本語で短い文章を書く練習もしておくと、両方の力がかみ合います。

利用できる年齢や未成年の条件は、各クラウドソーシングの利用規約で確認してみてください。

日本語が少し変でも、Webライターになれる?

英語や外国語が得意な一方で、日本語の文章に自信がないという相談もあります。

Webライターの記事は日本語で読まれるので、日本語の読みやすさは避けて通れません。ただ、一文を短くする、結論を先に書くといった基本は、練習で身につけられます。

会社の英語サイトの文章を、自然な英語に整えたい

日本語から英語へ訳した会社のWebサイトが、自然な英語になっているか不安、という相談です。

これは日本語の記事ではなく英語の文章を作る仕事なので、英語を母語とする人のチェックを入れるのが安心です。英語で書く仕事を受ける時も、自分の得意な範囲かどうかを先に考えておきましょう。

英語を活かす仕事を選ぶ前の自己チェック
  • 英語を「読む」のが得意か、「書く」のが得意か分かっている
  • 日本語で読みやすい記事を書けるか、短い文章で試した
  • 著作権と引用の基本を一度読んだ

英語を活かす記事の最初の1本の作り方

先に結論

最初の1本は、自分が英語でよく読んでいるテーマを選び、公式の情報源から日本の読者向けの記事に書き直してみるのがおすすめです。

『いきなり英語の案件に応募するのは不安…』という方も多いですよね。まずは練習記事を1本作り、応募の時に見せられる形にしておくと安心です。

練習記事を1本作る流れ
  1. 英語でよく読むテーマを1つ決める
  2. そのテーマの公式サイトや公的機関の情報を2〜3つ読む
  3. 日本の読者が疑問に思うことを5つ書き出す
  4. 疑問に答える見出しを組み、自分の言葉で書く
  5. 声に出して読み、直訳っぽい言い回しを直す

英語を活かせる記事は、ふつうの記事より専門性があるぶん、単価の面でも評価されやすい傾向があります。単価の仕組みはWebライターの文字単価とはで詳しく説明しています。

英語を活かすWebライターが練習記事を1本作るまでの5つの流れを示した図解

ただ、独学で書いていると、自分の日本語のどこを直せばいいのか気づきにくいものです。添削を受けながら記事作りの基礎を学べるオンライン講座を使う方法もあります。

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よくある質問

英語を活かすWebライターには、どのくらいの英語力が必要ですか?

仕事のタイプによって変わります。海外の情報をまとめる仕事なら、公式サイトの英文を辞書を使いながら正しく読めることが目安です。英語学習の記事なら、表現の違いを説明できる力が求められます。

海外の記事を翻訳して自分のブログに載せてもいいですか?

他の人が書いた記事を丸ごと訳して載せるのは避けましょう。引用する時は出典を書き、必要な部分だけにして、自分の文章が主になるようにします。

翻訳の仕事とWebライターの仕事は何が違いますか?

翻訳は原文の意味を正しく移すことが中心です。Webライターの翻訳系の仕事は、日本の読者に伝わるよう書き直したり、情報を足したりすることまで求められる場合があります。

英語ができれば、最初から高い単価の仕事が取れますか?

英語は強みになりますが、それだけで単価が決まるわけではありません。日本語の読みやすさや納期を守る信頼も合わせて見られます。

英語の記事を書く仕事はどうやって探せばいいですか?

クラウドソーシングで「英語」「海外」「翻訳」などの言葉で募集を探すのが始めやすい方法です。応募の時は、英語の情報源から書いた練習記事を見せられるようにしておくと、得意分野が伝わりやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 英語を活かすWebライターの仕事は、海外の情報まとめ・翻訳して書き直す・英語学習の記事の3つ
  • 記事は日本語で読まれるので、日本語の読みやすさが評価の土台になる
  • 海外の記事を丸ごと訳して載せない。引用は出典を書き、必要な部分だけにする
  • 直訳の硬い言い回しは、日本の読者に伝わる言葉に言いかえる
  • 最初の1本は、得意なテーマを公式の情報源から書き直す練習記事にする
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