Webライターと動画編集|スキルを掛け合わせて仕事を広げる

ノートパソコンで動画の編集をしながら、台本のノートを横に置いたWebライターの机

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Webライターを続けていると、『動画編集も覚えたほうが仕事が広がるのかな』と気になってきますよね。クラウドソーシングを見ても、ライティングと動画編集の募集はどちらもよく目に入ります。

結論から言うと、Webライターと動画編集は相性のいい組み合わせです。ただ、いきなり全部を学ぶより、今の仕事から近い順に足していくほうが、むだなく広げられます。

この記事では、動画編集・画像作り・SNS運用・WordPress入稿を、仕事の広がり方と学ぶ順番で並べてお伝えします。

目次

Webライターと動画編集はなぜ相性がいいのか

先に結論

動画も記事も「誰に・何を・どの順番で伝えるか」を考えるところは同じです。ライティングで身につけた構成の力は、動画の台本や字幕づくりにそのまま活かせます。

『文章と動画って、まったく別の仕事じゃないの?』と思う方も多いはずです。

実は、動画を作る前には台本や構成が必要です。どの場面で何を言うか、どこで結論を見せるかを決める作業は、記事の見出しを組む作業ととてもよく似ているんです。

共通する作業記事では動画では
構成を組む見出しの順番を決める場面の順番を決める
結論を先に出す導入で結論を書く冒頭で見どころを見せる
言葉を選ぶ読みやすい文章にする聞き取りやすい台本や字幕にする
読者・視聴者を決める誰に向けた記事かを決める誰に向けた動画かを決める
Webライターと動画編集で共通する、構成・結論・言葉選び・相手を決める作業を示した図解

Webライターの仕事の全体像は、Webライターとは?仕事内容と始め方から確認できます。

ライティングと相性のよい4つのスキル

この章のポイント

ライティングと掛け合わせやすいのは、動画編集・画像作り・SNS運用・WordPress入稿の4つです。仕事の広がり方と、学ぶ順番の目安を表にしました。

スキル仕事の広がり方今の仕事からの近さ学ぶ順番の目安
WordPress入稿書いた記事を、そのままサイトに入れて公開まで任されるとても近い1番目
画像作り記事の見出し画像や図解まで任される近い2番目
SNS運用記事の紹介文や投稿文、アカウントの運用を任される近い3番目
動画編集動画の台本、字幕、編集まで任される少し離れている4番目

この順番は、今の記事の仕事に「すぐ足せるか」で並べています。WordPress入稿や画像作りは、受けている記事の仕事にそのまま追加できるので、最初の一歩にしやすいんです。

一方で動画編集は、覚えることが多く、作業の時間もかかります。そのぶん、記事とは別の仕事として広がる力があります。

WordPress入稿は「記事の続き」として覚えやすい

WordPress入稿は、書いた原稿をサイトの管理画面に入れて、見出しや画像を整える作業です。記事の仕事の延長なので、覚えたその日から募集の条件に合う場面が増えます。

最初は、自分用の練習サイトで記事を1本入れてみるのがおすすめです。見出しの設定や画像の入れ方を一度通しておくと、案件のマニュアルも読みやすくなります。

画像作りは「説明を助ける」ところから

画像作りといっても、最初から凝ったデザインを作る必要はありません。記事の内容を3〜4つの要点にまとめた図解や、見出し画像の文字入れなど、説明を助けるものから始めてみてください。

文章で要点を絞る力がある人ほど、図解の中身を決めるのは得意なはずです。

SNS運用は「短く言い切る」練習になる

SNSの投稿文は、記事よりずっと短い文字数で伝える必要があります。記事の要点を1〜2文で言い切る練習にもなるので、ライティングの力を磨く場としても役立ちます。

補足

学ぶ順番は目安です。もともと動画を見るのが好きで、作ってみたい気持ちが強いなら、動画編集から始めても大丈夫です。続けられることが一番大切です。

掛け合わせると増える仕事の例

先に結論

スキルを掛け合わせると、「記事を1本書く」仕事が「記事の公開まで」「記事と動画をセットで」のように広がります。任される範囲が広がるほど、記事単価の考え方も変わってきます。

例えば、こんな広がり方です。

掛け合わせ任されやすくなる仕事の例
ライティング+WordPress入稿記事の執筆から入稿、公開前の見た目の確認まで
ライティング+画像作り記事の見出し画像や、説明用の図解づくり
ライティング+SNS運用記事を紹介する投稿文や、アカウントの日々の投稿
ライティング+動画編集動画の台本づくり、字幕入れ、短い動画の編集

発注者から見ると、別々の人に頼んでいた作業を1人に任せられると、やり取りの手間が減ります。だから、掛け合わせのできる人は声をかけられやすいんですよね。

単価の仕組みと上げ方は、Webライターの文字単価とはで詳しく説明しています。

動画の台本は、ライターの得意が活きる入り口

動画編集の操作に不安があっても、台本づくりならライティングの力がそのまま使えます。

例えば、記事の見出しを動画の場面に置きかえ、それぞれの場面で話す言葉を短く書き直す、といった作業です。記事では1文60字くらいでも、動画では一息で話せる長さに縮めると聞き取りやすくなります。

記事を動画の台本に直す時のチェック
  • 冒頭の数秒で、何の動画かが伝わる
  • 1文を、一息で話せる長さに縮めた
  • 見出しを場面の切り替えに置きかえた
  • 字幕で読ませたい言葉を決めた

掛け合わせたスキルは「見せられる形」にしておく

新しいスキルを覚えても、発注者に伝わらなければ仕事にはつながりにくいものです。プロフィールや応募文で、できることを具体的に書いておきましょう。

書き方の例伝わること
「WordPressへの入稿と、公開前の見た目の確認までできます」記事の公開まで任せられる
「記事の要点をまとめた図解を作れます」画像を別の人に頼む手間が減る
「記事を紹介するSNSの投稿文もあわせて書けます」記事を広める作業まで頼める
「動画の台本と字幕づくりを練習中です。作例があります」今の段階と、できる範囲が分かる

練習で作った図解や台本も、作例として見せられます。実績がまだ少ないうちほど、「何ができるか」を具体的に書くことが大事なんです。

動画編集を学ぶ前に考えたいこと

先に結論

動画編集は、作業時間とパソコンの性能が記事の仕事より多く必要です。始める前に、使える時間と道具を確かめておきましょう。

『せっかくなら全部できるようになりたい』と思う気持ちは自然です。ただ、動画編集は記事より作業時間がかかりやすいんです。

平日の夜に1日1時間しか使えない場合、記事の仕事と動画の勉強を同時に進めると、どちらも中途半端になりがちです。

例えば、発注者からこんな相談が来た場面を考えてみてください。

「記事と一緒に、短い紹介動画もお願いできますか」

「動画は勉強中なので、まずは台本づくりからお手伝いできます」

できる範囲を正直に伝えたうえで、近いところから引き受けるのも1つの方法です。無理に全部を受けて納期に遅れるより、信頼を保ちやすくなります。

確かめたいこと考え方
使える時間週に何時間を新しいスキルに回せるか書き出す
パソコン動画編集は文章の作業より性能が求められることが多い
目的記事の仕事を広げたいのか、動画の仕事を新しく始めたいのか
学び方独学か、質問できる環境で学ぶか
よくある失敗

今の記事の仕事を止めて、新しいスキルの勉強だけに時間を使ってしまうこと。収入の柱が途切れて焦りやすくなります。記事の仕事は続けながら、週に少しずつ学ぶ時間を足していきましょう。

Webライターと動画編集についてよくある相談

この章のポイント

知恵袋などでよく見かける、Webライターと動画編集についての相談を3つ取り上げて答えます。

Webライターと動画編集、今から始めるならどちら?

将来的に仕事の幅を広げたいけれど、どちらから始めるべきか迷っている、という相談です。

パソコンと文書ツールがあればすぐ始められるのは、Webライターのほうです。まず文章の仕事で「構成を組む力」を身につけておくと、後から動画編集を学ぶ時にも台本づくりで活かせます。

動画編集やWebライターは独学でできる?

独学で身につけられるのか、という相談もよく見かけます。

どちらも独学で始めている人はいます。ただ、自分の作ったものの直すべき点に、自分だけで気づくのは難しいものです。誰かに見てもらう機会をどう作るかを、最初に考えておくと安心です。

誰かに聞かないと進めにくいタイプには向いていない?

分からないことがあると誰かに聞きたいタイプの人には、こうした在宅の仕事は難しいのでは、という相談です。

向いていないということはありません。質問できる場がある学び方を選べば、つまずいた所で止まらずに進められます。自分に合う学び方を選ぶことが大事なんです。

学び方を選ぶ時に見たいこと
  • 分からない時に質問できる場があるか
  • 作ったものを見てもらい、直す点を教えてもらえるか
  • 自分の使える時間で、無理なく続けられる進み方か

スキルを掛け合わせて学ぶ方法

先に結論

掛け合わせのスキルは、今の仕事に近いものから1つずつ足すのが基本です。まとめて学びたい場合は、複数のスキルを1か所で学べる環境を使う方法もあります。

スキルを足していく流れ
  1. 今の記事の仕事で、構成と執筆を安定してこなせるようにする
  2. WordPress入稿を覚え、記事の公開まで任されるようにする
  3. 記事に使う画像や図解を作ってみる
  4. 記事を紹介するSNSの投稿文を書いてみる
  5. 動画の台本づくりから始め、編集の操作へ進む
ライティングに、WordPress入稿・画像作り・SNS運用・動画編集を順に足していく流れを示した図解

AIを使った作業の効率化も、掛け合わせの1つとして考えられます。人が書く価値との分け方はAIとWebライターでまとめています。

ただ、独学でいくつものスキルを同時に学ぶと、どこで止まっているのか自分では気づきにくいものです。子育て中で、ライティングに加えてSNS・動画やWebデザインも在宅で学びたい女性なら、添削や質問の機会があるWebスクールを使う方法もあります。

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ママ向けの学び方の比べ方は、子育て中のママ向けWebライター講座の選び方、書く仕事から編集側へ広げたい方はWebライターから編集者・ディレクターへも参考になります。

よくある質問

Webライターが動画編集を覚えると、仕事は増えますか?

記事と動画をセットで任されたり、台本づくりを頼まれたりと、仕事の幅は広がりやすくなります。ただ、覚えただけで仕事が来るわけではないので、作ったものを見せられる形にしておきましょう。

動画編集にはどんなパソコンが必要ですか?

動画編集は文章の作業より、パソコンの性能が求められることが多いです。使いたい編集ソフトの公式サイトで、動かすのに必要な条件を確かめてから選ぶと安心です。

ライティングと動画編集を同時に学んでも大丈夫ですか?

時間に余裕があれば同時でも学べます。ただ、平日の夜しか時間が取れない場合は、片方を先に仕事にできる段階まで進めてから、もう片方を足すほうが続けやすいです。

動画の台本だけを書く仕事もありますか?

動画の構成や台本づくりを募集している案件もあります。記事の構成を組む力が活きるので、動画編集の操作に自信がないうちの入り口にもなります。

スマホだけで動画編集とライティングを両方こなせますか?

短い動画の編集やメモ書きはスマホでもできます。ただ、長い記事の執筆や調べもの、入稿まで考えると、パソコンがあるほうがずっと楽に進められます。

まとめ

この記事の要点
  • Webライターと動画編集は、構成を組む・結論を先に出すなど共通点が多い
  • 掛け合わせやすいのは、WordPress入稿・画像作り・SNS運用・動画編集の4つ
  • 学ぶ順番は、今の記事の仕事に近いものからが目安
  • 動画編集は作業時間とパソコンの性能を先に確かめておく
  • 独学で止まりやすい人は、質問できる環境で学ぶ方法もある
ウェブライター

ウェブライター 編集部

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