Webライター経験は就活・転職で活かせる?伝え方のポイント

Webライター経験を就活で伝えるために書類を準備している机の上の様子

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学生時代や副業でWebライターをしてきて、『この経験は就活で話せるのかな』と迷っている方も多いはずです。アルバイトやサークルの話と比べて、どう伝えればいいか分かりにくいですよね。

結論から言うと、Webライターの経験は就活や転職で十分に活かせます。大事なのは「ライターをやっていました」で終わらせず、何をどう工夫したのかを具体的に伝えることなんです。

この記事を読むと、Webライター経験の整理の仕方と、履歴書や面接での伝え方が分かります。

目次

Webライター経験は就活・転職で活かせる?

先に結論

Webライターの経験は、文章の力だけでなく、納期を守る力や、相手の求めることをくみ取る力として伝えられます。書く仕事を目指す人はもちろん、ほかの職種を目指す人にも話せる経験です。

Webライターの仕事は、発注者から依頼を受け、マニュアルを読み、調べて、書いて、納期までに納品する流れで進みます。この中には、どんな仕事にも通じる力がたくさん含まれているんです。

『でも、書く仕事以外を目指しているから関係ないかも』と思う方もいるかもしれません。ただ、伝え方しだいで、営業や企画、事務などの仕事にもつながる経験になります。

Webライター経験から伝えられる力

ライターの仕事のどの場面が、どんな力として伝えられるかを表にしてみました。

仕事の場面伝えられる力活かしやすい職種の例
マニュアルやレギュレーションを読んで書く決まりを理解して正確に作業する力事務、品質管理
読者が知りたいことを調べて構成を作る相手の求めることをくみ取る力企画、マーケティング
納期までに納品する時間を管理して仕事を進める力どの職種にも
修正の指摘を受けて直す意見を受け止めて改善する力どの職種にも
発注者とメッセージでやりとりする文章で分かりやすく伝える力営業、カスタマーサポート
事実を公式の情報で確かめる情報を正しく扱う力編集、広報

Webライターの仕事の全体像は、Webライターとは?仕事内容・始め方・稼ぎ方で紹介しています。

経験を4項目でまとめる「伝え方シート」

先に結論

Webライター経験は「書いた本数・テーマ・工夫したこと・結果」の4項目でまとめると、相手に伝わりやすくなります。この4つを先に書き出しておけば、履歴書にも面接にも使い回せます。

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。経験を話す時に一番もったいないのは、「Webライターをしていました」だけで終わってしまうことなんです。

聞く側は、あなたがどんな仕事を、どのくらい、どう工夫してやってきたかを知りたいと思っています。そこで、4つの項目に分けて書き出してみてください。

Webライター経験を書いた本数・テーマ・工夫したこと・結果の4項目でまとめる伝え方シートの図解
項目書き出すこと書き方の例
書いた本数納品した記事の本数、続けた期間約1年間、継続して記事を納品してきた
テーマ書いてきたジャンルや記事の種類暮らしや家電の使い方の記事が中心
工夫したこと読みやすくするため、修正を減らすためにしたこと結論を先に書き、専門用語は言いかえるようにした
結果工夫したことで変わったこと修正の指摘が減り、構成から任されるようになった

本数は、手元の記録で分かる範囲で正直に書きましょう。数えていなかった場合は「月に数本ずつ、約1年間」のように、おおまかな書き方でも大丈夫です。

「結果」が思いつかない時は

『目立つ結果なんてない』と感じる方も多いですよね。でも、結果は大きな成果でなくてもいいんです。

例えば、次のような変化も立派な結果になります。

結果として話せることの例
  • 修正の指摘が少なくなった
  • 同じ発注者から続けて依頼されるようになった
  • 本文だけでなく構成から任されるようになった
  • 1本にかかる時間が短くなった
  • 新しいテーマの記事も任されるようになった

伝え方シートを作る手順

伝え方シートは、思い出せるうちに作っておくのがおすすめです。次の順番で進めてみてください。

伝え方シートの作り方
  1. これまでに受けた仕事を、発注者ごとに書き出す
  2. それぞれの仕事のテーマと、おおよその本数を書く
  3. 一番がんばった仕事を1つ選び、工夫したことを書く
  4. その工夫で何が変わったかを書く
  5. 応募する会社の仕事と、つながりそうな所に印を付ける

履歴書・エントリーシート・面接での伝え方

先に結論

書類では4項目を短くまとめ、面接では「工夫したこと」を具体的な場面で話すのがコツです。応募する仕事とのつながりを、最後に一言添えましょう。

伝え方シートができたら、場面に合わせて使い分けていきます。同じ経験でも、書類と面接では伝え方を少し変えるのがポイントです。

Webライター経験を履歴書と面接でどう伝え分けるかを示した図解

履歴書やエントリーシートでは

書類では、4項目を短くつなげた文にまとめます。例えばこんな形です。

「大学2年生から約1年間、Webライターとして暮らしに関する記事を継続して書いてきました。読者が迷わないよう結論を先に書くことを心がけ、構成から任せていただけるようになりました」

業務委託で受けていた場合、履歴書にどう書くか迷う方もいますよね。職歴の欄に書くか、自己PRや学生時代に力を入れたことの欄で書くかは、応募先の書類の形式に合わせて選んでみてください。

面接では

面接では、「工夫したこと」を具体的な場面で話すと伝わりやすくなります。例えばこんな話し方です。

「最初は修正の指摘が多く、『一文が長い』と何度も言われました。そこで、書き終えた後に声に出して読み、つまずく所を短く区切るようにしました。その結果、指摘が減り、続けて依頼をいただけるようになりました」

最後に、応募する仕事とのつながりを一言添えましょう。

「この経験から、相手の求めることを確かめて形にする力を、御社の仕事でも活かしたいと考えています」

面接でよく聞かれることに備える

ライター経験を話すと、面接官から続けて質問されることがあります。よくある質問と、答え方のヒントをまとめました。

よく聞かれること答え方のヒント
なぜライターを始めたのですか始めたきっかけと、何を身につけたかったかを話す
大変だったことは何ですか修正の指摘や納期など、具体的な場面と乗り越え方を話す
学業や本業とどう両立しましたか書く時間をどう決めていたかを話す
入社後はライターを続けますか応募先の副業のルールに従うことを伝える

『突っ込まれたらどうしよう』と心配になりますよね。ただ、伝え方シートを作っておけば、どの質問にも落ち着いて答えられるはずです。

転職で伝える場合は

社会人が副業でライターをしてきた場合も、経験は転職で話せます。本業と並行して納期を守ってきたことは、時間の使い方がうまいことの証明にもなるんです。

ただし、今の勤め先で副業が認められていたかは、聞かれることもあります。副業の扱いは会社ごとに違うので、厚生労働省が公表している副業・兼業のガイドラインの考え方も参考に、勤め先の就業規則を確かめておきましょう。

書く仕事を目指す場合は

編集者や広報、Webメディアの仕事など、書く仕事を目指す場合は、記事そのものを見せられると強みになります。公開してよい記事をまとめたポートフォリオを用意しておきましょう。

作り方はWebライターのポートフォリオの作り方で紹介しています。正社員のWebライターを目指す方は、Webライターの正社員求人も読んでみてください。編集の仕事に広げたい方は、Webライターから編集者・ディレクターへも参考になります。

伝える時に気をつけたいこと

先に結論

経験を伝える時は、発注者との約束を守ることと、事実をそのまま伝えることが大切です。見せてよい記事かどうかは、事前に確かめておきましょう。

『書いた記事を全部見せたい』と思うかもしれません。ただ、記事によっては、書き手の名前を出さない約束になっていることもあるんです。

気をつけたいこと
  • 名前を出さない約束の記事を、自分の実績として見せてしまう
  • 発注者の社名や、公開前の情報を話してしまう
  • 本数や期間を大きく言ってしまう
  • 応募する仕事とのつながりを話さず、ライターの話だけで終わる

見せてよいか分からない記事は、発注者に確認してみてください。確認できない時は、記事を見せずに「どんなテーマを、どう工夫して書いたか」を言葉で伝えれば十分です。

伝え方の状況おすすめの伝え方
名前入りで公開されている記事がある記事のURLや印刷したものを見せる
名前なしの記事だけテーマと工夫したことを言葉で説明する
記事の公開がまだ書いた本数とテーマ、工夫したことを話す

書く力をもう一歩伸ばしておく

書く仕事を目指す人ほど、面接で文章について深く聞かれることがあります。ただ、独学で書いていると、自分の文章のどこが強みで、どこを直せばいいのか気づきにくいものです。

添削を受けながら書く基礎を学べる講座を使って、自分の文章を客観的に見てもらう方法もあります。

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よくある相談:ライター経験は本当に評価される?

先に結論

ライターの経験そのものより、その経験から何を学び、どう工夫したかが伝わるかどうかで評価は変わります。

Yahoo!知恵袋などに寄せられた相談の中から、よく読まれているものに答えてみます。

相談1:理系の学生ですが、ライター経験は就活で役立ちますか?

「理系の大学生で、クラウドソーシングでライティングをしている。この経験は就活で役立つのか」という相談です。

役立てることは十分にできます。理系の知識を活かして記事を書いていたなら、専門的な内容を分かりやすく伝える力として話せますよね。調べて正確に書く習慣も、研究や技術の仕事とつながります。

例えば面接では、こんな話し方ができます。

「専門的な内容を、知識のない読者にも分かるように言いかえて書いてきました。研究の内容を人に説明する場面でも、この経験を活かしたいと考えています」

相談2:マーケター志望ですが、ライター経験は活きますか?

「Webマーケターを目指していて、経験値として活きると思いライターを始めた」という相談です。

Webの記事は、検索で読まれることを前提に書きます。読者が何を知りたいかを考えて構成を作った経験は、マーケティングの仕事にもつながる話です。どんなことを考えて見出しを組んだかを、具体的に話してみてください。

相談3:Webで文章を書く仕事に就きたいけれど、就活で何を準備すれば?

「将来はWebで文章を書く仕事をしたい。就活では何を準備すればいいか」という相談です。

まずは、公開してよい記事をまとめたポートフォリオを用意しましょう。あわせて、伝え方シートで経験を4項目にまとめておくと、書類にも面接にも使えます。学業との両立のしかたは大学生がWebライターを始めるにはで紹介しています。

よくある質問

Webライター経験は就活でアピールになりますか?

アピールになります。文章の力だけでなく、納期を守る力や、相手の求めることをくみ取る力として伝えられます。書いた本数・テーマ・工夫したこと・結果の4項目でまとめてみてください。

業務委託のライター経験は、履歴書のどこに書けばいいですか?

応募先の書類の形式に合わせて、職歴の欄か、自己PRや学生時代に力を入れたことの欄に書きます。どちらの場合も、続けた期間とテーマ、工夫したことを短くまとめましょう。

書いた記事を面接で見せてもいいですか?

名前入りで公開されている記事なら見せやすいです。名前を出さない約束の記事は、発注者に確認するか、記事を見せずにテーマと工夫したことを言葉で説明しましょう。

転職でもWebライター経験は活かせますか?

活かせます。副業でライターをしてきた場合も、調べて書く力や時間を管理する力として伝えられます。会社員の方は、副業について勤め先の就業規則も確認しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • Webライターの経験は、就活でも転職でも活かせる
  • 書いた本数・テーマ・工夫したこと・結果の4項目で伝え方シートを作る
  • 書類では短くまとめ、面接では工夫した場面を具体的に話す
  • 見せてよい記事かどうかは事前に確かめ、事実をそのまま伝える
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