当サイトの記事は編集部がクラウドソーシングや講座の公式サイト、公的機関などの公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内にWebライター講座への案内(広告)を含みます。
Webライターの仕事に興味はあるけれど、収入が安定しない働き方は不安。だから正社員として働ける会社を探したい、という方も多いはずです。
結論から言うと、Webライターの正社員求人はあります。ただ「ライター」という同じ肩書きでも、働く会社の種類によって仕事の中身も、求められる経験もかなり違うんです。
この記事では、正社員のライター職を4つの職場に分けて比べたうえで、未経験から求人を探す方法と応募前の準備をお伝えします。
Webライターの正社員はどんな会社で働くの?
Webライターの正社員は、記事や文章を作る会社だけでなく、自社のサイトを持つ一般の会社にもいます。求人を探す前に、どんな会社で書く仕事があるのかを知っておくと、応募先を選びやすくなります。
『Webライターって、フリーランスや副業の人ばかりじゃないの?』と思いますよね。たしかにクラウドソーシングで仕事を受ける人は多いです。
ただ、会社の中にもWebの文章を書く人は必要です。自社のサイトやコラム、商品ページ、メールマガジン、SNSの投稿文などを、社員が書いている会社はたくさんあります。
正社員として書く場合、仕事は記事を書くことだけではありません。企画を考えたり、外部のライターに依頼したり、公開した記事を直したりと、チームの一員として動く場面が増えます。
| 働き方 | 契約の形 | 仕事の受け方 |
|---|---|---|
| 正社員 | 会社に雇われる | 会社の方針に沿って、まかされた仕事をする |
| アルバイト・パート | 会社に雇われる(時間で働く) | 決まった時間の中で、指示された作業をする |
| 業務委託・フリーランス | 仕事ごとに契約する | 案件ごとに条件を確かめて引き受ける |
そもそもWebライターがどんな仕事なのかを先に知りたい方は、Webライターとは?仕事内容と始め方から読んでみてください。
アルバイトとの違いを詳しく知りたい方は、Webライターのバイトの探し方と業務委託との違いも参考にしてみてください。
正社員のライターの1週間はこんな感じ
例えば、ある週の仕事の流れはこんな形になります。記事を書く時間だけでなく、話し合いや確認の時間もかなりあるんです。
- 週の始めに、チームで今週公開する記事を確認する
- 担当する記事のリサーチと構成を作る
- 構成を上司や編集担当に見てもらい、直してから書く
- 書き上げた記事を確認してもらい、修正して公開する
- 公開した記事の読まれ方を見て、直す記事を決める
正社員のライター職を4つの職場で比べる
正社員のライター職は「編集プロダクション」「Web制作会社」「事業会社のオウンドメディア」「広告会社」の4つに分けると比べやすいです。書くもの・関わる人・求められる経験が職場ごとに違います。
ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。求人票の「Webライター」という言葉だけを見ていると、入ってから『思っていた仕事と違う』となりやすいんですね。
そこで、働く場所を4つに分けて、仕事の中身と求められやすい経験を並べてみました。
| 職場 | 主に書くもの | 関わる人 | 求められやすい経験 |
|---|---|---|---|
| 編集プロダクション | 取引先のメディアの記事、取材記事、冊子の文章 | 編集者、取材先、取引先の担当者 | 締め切りを守って量を書く力、取材の経験 |
| Web制作会社 | 取引先のサイトに載せる文章、サービス紹介ページ | ディレクター、デザイナー、取引先 | 短い文章で伝える力、サイトの作りの理解 |
| 事業会社のオウンドメディア | 自社サイトのコラム、SEO記事、メールマガジン | 社内の企画・販売・広報の担当者 | 自社の商品やお客様を知ろうとする姿勢、検索の基本 |
| 広告会社 | 広告の文章、記事の形の広告、SNSの投稿文 | 営業、デザイナー、広告主 | 短い言葉で引きつける力、表現のルールへの理解 |

編集プロダクションで書く場合
編集プロダクションは、取引先のメディアや冊子の記事を作る会社です。ライターとして入っても、編集や取材の仕事を一緒に覚えていくことが多いですね。
いろいろな分野の記事を書けるのが良いところです。その分、締め切りが重なる時期もあるので、自分で予定を組む力が求められます。
取材記事に興味がある方は、取材記事の準備から原稿にまとめるまでも読んでおくと、仕事のイメージがわきやすくなります。
Web制作会社で書く場合
Web制作会社では、サイトを作る流れの中で文章を担当します。ページの見出し、サービスの説明、問い合わせへの案内など、短い文章を書く機会が多いんです。
ディレクターやデザイナーと話しながら進めるので、文章だけでなく「この見出しはどこに置くと読まれるか」を一緒に考える場面もあります。
事業会社のオウンドメディアで書く場合
オウンドメディアは、会社が自社で運営しているサイトのことです。商品やサービスに関係するテーマで、読者の役に立つ記事を書きます。
1つの分野をじっくり深められるのが良いところですね。社内の担当者に話を聞いて記事にすることも多いので、聞く力も育ちます。
広告会社で書く場合
広告会社では、広告の文章や、記事の形をした広告を書くことがあります。限られた文字数で興味を持ってもらう力が求められます。
医薬品・化粧品・健康食品などの広告には、法律や厚生労働省の基準による決まりがあります。こうした決まりを確かめながら書く慎重さも大切です。
- 先輩や編集担当から直接教わりやすい
- 企画や編集など、書く以外の仕事も経験できる
- 毎月の給与として受け取れる
- 書くテーマや働く時間は会社が決める
- 会議や確認の時間も仕事に含まれる
- 出社が必要な会社もある
Webライターの正社員は未経験でもなれる?
未経験でも応募できる正社員の求人はあります。ただ、文章を見せてほしいと言われる場面が多いので、自分で書いた記事を数本用意しておくと話が進みやすくなります。
『Webライターの経験がないと、正社員は無理かな…』と不安になりますよね。実は、未経験可の求人では、今までの仕事の経験も見られています。
例えば、販売や接客の経験があれば、お客様の気持ちを想像して書く力につながります。事務の経験があれば、正確に確認する力として伝えられます。
未経験の正社員求人でよく見られるところ
未経験可の求人で見られやすいのは、文章のうまさだけではありません。続けて学べそうか、チームで動けそうか、といった点も大事にされます。
- 自分で書いた記事を2〜3本まとめておく
- これまでの仕事で文章を書いた経験を書き出す
- 書いてみたい分野と、その理由を一言で言えるようにする
- 応募先のサイトの記事を数本読んでおく
- パソコンでの文字入力や、無料の文書ツールの使い方を確かめる
記事のまとめ方は、実績ゼロからのポートフォリオの作り方で詳しくお伝えしています。
未経験からの応募で伝えたいこと
面接では「なぜWebライターなのか」をよく聞かれます。ここで『文章を書くのが好きだから』だけで終わると、少しもったいないんです。
例えば、こんな言い方ができます。
「前の仕事でお客様からよく聞かれていた質問を、記事で分かりやすく伝えたいと思いました」
このように、これまでの経験と書きたい理由をつなげると、相手に伝わりやすくなります。
ほかにも、こんな聞かれ方をすることがあります。答えを1〜2文で準備しておくと落ち着いて話せますよ。
| よく聞かれること | 答え方の例 |
|---|---|
| どんな記事を書いてきましたか | 「自分でテーマを決めて、暮らしの疑問に答える記事を3本書きました」 |
| 文章で気をつけていることは | 「結論を先に書き、1文を短くするようにしています」 |
| 入社後に挑戦したいことは | 「まず構成を任されるようになり、いずれ取材記事も書きたいです」 |
| 苦手なことはありますか | 「調べものに時間がかかるので、先に調べる順番を決めるようにしています」 |
求人票の「Webライター」という言葉だけで応募して、入ってから営業や広告の運用が中心だったと気づくことがあります。仕事内容の欄に、書く仕事がどれくらいの割合なのかが書かれているかを確かめておきましょう。
正社員の求人の探し方
正社員の求人は、求人サイトで言葉を組み合わせて探し、気になる会社の採用ページも直接見るのが基本です。在宅の正社員を探す時は、在宅の条件を細かく確かめます。
求人の探し方は、そこまで難しくありません。ただ、言葉の選び方で出てくる求人がかなり変わるので、少し工夫してみてください。
- 求人サイトで「Webライター」「正社員」と入れて探す
- 「編集」「コンテンツ制作」「記事作成」など別の言葉でも探す
- 気になった会社のサイトで、どんな記事を出しているか読む
- 会社の採用ページに、求人サイトに無い募集がないか見る
- 仕事内容・働く場所・試用期間を書き出して比べる

気になる求人が3〜5件ほど集まったら、表にして並べてみるのがおすすめです。同じ「Webライター」でも、書く仕事の割合や在宅の条件がこんなに違うのか、と気づけるはずです。
Indeed(インディード)などの求人サイトで探すコツ
Indeed(インディード)のような求人サイトでWebライターを探す時は、肩書きの言葉を変えて何度か探すのがコツです。会社によって呼び方がばらばらだからです。
| 探す時の言葉 | 見つかりやすい仕事 |
|---|---|
| Webライター、ライター | 記事を書く仕事が中心の求人 |
| 編集、エディター | 記事の企画や確認、外部ライターとのやり取り |
| コンテンツ制作、コンテンツマーケティング | オウンドメディアの運営を含む仕事 |
| コピーライター | 広告やサービス紹介の短い文章 |
| 記事作成、文章作成 | アルバイトや業務委託も混ざりやすい |
検索結果には、正社員だけでなくアルバイトや業務委託の募集も混ざります。雇用形態の欄で「正社員」を選ぶか、募集文の中で確かめておきましょう。
在宅でできる正社員の求人を探す時は
在宅の正社員を探している方も多いですよね。在宅OKの正社員求人はありますが、働き方の決まりは会社によってかなり違います。
例えば「入社後しばらくは出社して研修」「週に1回は出社」「完全在宅」など、いろいろな形があります。
- 研修の間も在宅でできるか
- 出社が必要な日があるか、ある場合は月に何回くらいか
- 連絡に使うツールと、連絡がつく時間帯
- 会社からパソコンが貸し出されるか
『最初から全部在宅がいい』という気持ちは自然です。ただ、未経験の場合は、最初の数か月だけ出社して教わる形のほうが早く慣れることも。自分の生活に合うかで考えてみてください。
Webライターの会社選びで見ておきたいこと
会社を選ぶ時は、求人票だけでなく、その会社が実際に出している記事を読んでみるのがおすすめです。自分が書きたい記事と近いかどうかが分かります。
- 記事の分野が、自分の興味と重なっているか
- 記事に書いた人や監修の情報が載っているか
- 記事が定期的に新しく出ているか
- 読者に向けて丁寧に書かれていると感じるか
正社員とフリーランス、どちらから始める?
教わりながら基本を固めたいなら正社員、時間や場所を自分で決めたいならフリーランスが向いています。正社員で経験を積んでから独立する道もあります。
Webライターとして働く時、正社員とフリーランスのどちらがいいかは、よく迷うところです。実は、どちらが上という話ではなく、今の自分の状況で選ぶのが大切なんです。
| 今の状況 | 合いやすい始め方 |
|---|---|
| 書いた経験が少なく、教わりながら学びたい | 正社員やアルバイトで、チームの中で書く |
| 毎月決まった収入がほしい | 正社員 |
| 今の仕事を続けながら試したい | 副業として業務委託で受ける |
| 働く時間や場所を自分で決めたい | フリーランス |
| 将来は独立したいが、まだ経験が少ない | 正社員で経験を積み、副業で業務委託も試す |
正社員で書いたあと、編集やディレクターの仕事に広げる人もいます。キャリアの広げ方はWebライターから編集者・ディレクターへでお伝えしています。
会社を辞めて独立する前に確かめたいことは、フリーランスWebライターになるにはにまとめました。
会社員のまま副業で書く場合は、勤め先の就業規則で副業の許可や届出がどうなっているかを確かめておきましょう。厚生労働省も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表しています(厚生労働省の案内)。
応募の前に書く力をつけたい時は
正社員の選考では、テスト記事を書いてほしいと言われることもあります。ここで慌てないように、応募の前に何本か書いておくと安心です。
ただ、独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいもの。添削を受けながら基礎を学べるオンライン講座を使う方法もあります。
あなたのライターキャリア講座(PR)
添削を受けながら書く基礎を学ぶなら
あなたのライターキャリア講座は、株式会社YOSCAが運営するオンラインのライター講座です。全8回のカリキュラムで記事作りの基礎からキャリアの考え方までを学び、編集・校正スタッフの添削を受けられると案内しています。無料の資料請求と無料相談があります。
無料ライターキャリア講座の無料資料を見る料金や講座の内容は公式サイトでご確認ください。
よくある相談:Webライターの正社員で迷うこと
「Webライターで生活していけるか」「最初は会社で教わるべきか」「応募にポートフォリオは要るか」は、よく見かける相談です。どれも、働く形と準備の順番を決めると答えが見えてきます。
Yahoo!知恵袋などでよく見かける相談を、要約してご紹介します。
最初は正社員、将来はフリーランスで働きたい
Webライターとして生活していくのは難しいのか、最初は正社員として働き、将来はフリーで働きたいと考えている、という相談です。
この順番は、とても現実的な考え方だと思います。正社員のうちに、企画や構成、取材、編集の確認など、1人ではなかなか経験できない仕事を覚えられるからです。
独立を考える時は、会社の外でも仕事を受けられる状態かを確かめてからにしましょう。例えば、副業として業務委託を少し受けてみて、自分で仕事を取る流れを経験しておくと安心です。
はじめは会社で研修を受け、だんだん在宅に移るのが普通?
Webライターやデザイナーは、はじめは会社で研修を受けて通勤し、少しずつ在宅に移っていくのが一般的なのか知りたい、という相談です。
そういう流れの会社もありますが、決まった型があるわけではありません。最初から在宅の会社もあれば、ずっと出社の会社もあります。
大事なのは、求人票や面接で在宅の条件を具体的に聞いておくことです。「研修の期間はどれくらいですか」「在宅に移るのはどんな条件ですか」と聞いてみてください。
応募にポートフォリオは必要?
Web制作会社でWebライターを採用する時、正社員やパートでもポートフォリオを求めるのか、どんな物を出せばいいのか、という相談です。
求められることは多いと考えておいたほうが安心です。書いた記事を見ると、文章の読みやすさや、どんな分野が得意なのかが伝わるからです。
仕事の実績が無い場合は、自分でテーマを決めて書いた記事でも大丈夫です。応募先の会社が作っているサイトに近いテーマで書くと、入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。
- 記事を2〜3本(テーマを少し変える)
- それぞれの記事の読者と、伝えたかったこと
- 構成や見出しを自分で作ったかどうか
- 書ける分野と、これから学びたいこと
よくある質問
Webライターの正社員は未経験でも応募できますか?
未経験可の正社員求人もあります。自分で書いた記事を2〜3本用意し、これまでの仕事の経験と書きたい理由をつなげて伝えると、話が進みやすくなります。
在宅でできるWebライターの正社員はありますか?
在宅OKの正社員求人もあります。ただ、研修中は出社、週に何回か出社など条件は会社ごとに違うので、応募前に具体的に確かめておきましょう。
Indeed(インディード)でWebライターの正社員を探すコツはありますか?
「Webライター」だけでなく「編集」「コンテンツ制作」「記事作成」など言葉を変えて何度か探すのがコツです。雇用形態の欄で正社員かどうかも確かめてください。
Webライターの会社はどうやって選べばいいですか?
求人票だけでなく、その会社が出している記事を読んでみるのがおすすめです。分野が自分の興味と近いか、丁寧に書かれているかを見てみてください。
正社員になるのに資格は必要ですか?
Webライターの正社員に必須の資格は、ほとんどの求人で求められていません。それより、書いた記事を見せられることのほうが役に立ちます。
まとめ
- Webライターの正社員は、記事を作る会社にも、自社サイトを持つ一般の会社にもいる
- 編集プロダクション・Web制作会社・オウンドメディア・広告会社で、書くものと求められる経験が違う
- 未経験なら、自分で書いた記事を2〜3本用意してから応募する
- 求人は言葉を変えて探し、在宅の条件は具体的に確かめる
- 正社員で経験を積んでから、フリーランスや編集の仕事に広げる道もある





コメント