未経験からWebライターを始めるには|最初につまずく3つの壁と越え方

未経験からWebライターを始める人がつまずく3つの壁を解説する記事のアイキャッチ

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『未経験からWebライターを始めたいけど、本当に自分にできるのかな』と不安になっていませんか。

結論から言うと、Webライターは未経験から始める人がとても多い仕事です。ただ、最初につまずきやすい壁が3つあり、そこを知っているかどうかで進み方が大きく変わります。

この記事では、3つの壁ごとに原因と越え方をお伝えします。初めての1本を納品するまでの道のりが、ぐっと具体的になるはずです。

目次

未経験からWebライターは始められる?結論は「はい」です

先に結論

Webライターは資格がいらず、未経験から始められる仕事です。
ただし最初は「書く内容」「応募」「修正」の3か所でつまずきやすいので、先に越え方を知っておくと安心です。

『経験者ばかりの中で、未経験者が選ばれるの?』と心配になる方もいますよね。

実は、クラウドソーシングには「初心者歓迎」「マニュアルあり」と書かれた募集もあります。最初は、そうした募集で経験を積むところから始める人が多いんです。

未経験者が、すでに持っている強み

未経験といっても、ゼロから始めるわけではありません。これまでの暮らしや仕事の中に、記事に活かせることがたくさんあります。

これまでの経験記事に活かせること
会社での事務や営業仕事の進め方、職場の道具の使い方
家事や子育て家事の時短、暮らしの工夫
趣味や習いごと道具の選び方、始め方のコツ
調べものが好き情報を集めて分かりやすくまとめる力

例えば、毎日お弁当を作っている方なら「作り置きのコツ」のテーマで、読者の知りたいことを想像しやすいはずです。

『自分には書けることなんてない』と思っている方ほど、実は身近なところに話題が眠っています。毎日当たり前にしていることこそ、知らない人にとっては知りたい情報なんです。

Webライターの最初の1本までの流れ

未経験から最初の1本を納品するまでは、おおまかに次の流れで進みます。

初めての1本までの流れ
  1. 書き方の基本を学ぶ
  2. 練習の記事を書き、見本にする
  3. クラウドソーシングに登録してプロフィールを書く
  4. 初心者向けの募集に応募する
  5. 契約して書き、納品と修正をする

段階ごとの細かい進め方は、Webライターになるには|最初の仕事を取るまでの5ステップでくわしく紹介しています。

始める前に決めておきたい2つのこと

未経験から始める時は、書き方を学ぶ前に、次の2つを決めておくと迷いにくくなります。

1つ目は、1週間で書く作業に使える時間です。平日の夜に1時間、休日に2時間など、だいたいでかまいません。

2つ目は、最初に書いてみたい話題です。仕事や家事、趣味の中から、人に説明できそうなことを3つほど書き出してみてください。

この2つが決まっていると、応募する募集を選ぶ時の基準にもなります。

未経験者がつまずく3つの壁と、それぞれの越え方

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

未経験からWebライターを始めた人の多くは、次の3つのどこかで手が止まります。原因と越え方を1枚の表にしました。

未経験のWebライターがつまずく3つの壁と、それぞれの原因と越え方を並べた図解
壁よくある状態主な原因越え方
1. 何を書けばいいか分からないテーマを前にして手が止まる読者と結論が決まっていない読者を1人に決め、知りたいことを書き出す
2. 応募しても通らない何件送っても返事が来ない提案文が募集文に合っていない、見本がない募集文ごとに提案文を書き、見本を添える
3. 修正が多くて心が折れる赤字の多さに落ち込むマニュアルの読み落とし、文章のくせルールをチェックリストにし、修正をメモする

壁は順番にやってきます。1つ目の壁を越えると2つ目、2つ目を越えると3つ目、という具合です。

だから、今どの壁の前にいるのかが分かれば、やることはぐっと絞れます。

今どの壁の前にいるかチェック
  • 練習の記事をまだ1本も書き終えていない(壁1)
  • 見本はあるが、応募しても返事が来ない(壁2)
  • 契約は取れたが、修正のたびに落ち込む(壁3)

3つの壁に共通すること

3つの壁は、どれも「才能」の問題ではありません。やり方を知らないことが原因なので、やり方を変えれば越えられます。

『自分には向いていないのかも』と感じたら、まず表のどの壁にいるのかを見てみてください。

例えば、応募が通らずに悩んでいる時に、書き方の本をもう1冊読んでも、返事は来るようになりません。今の壁に合った越え方を選ぶことが、いちばんの近道です。

壁1:何を書けばいいか分からない時は、読者を1人に決める

『テーマはもらったけど、何から書けばいいのか分からない』というのは、未経験者が最初に感じる壁ですよね。

結論から言うと、書けない原因の多くは、誰に向けて何を伝えるかが決まっていないことなんです。

先に結論

書き始める前に「誰が読むか」と「何を知りたいか」を決めます。
それが決まると、見出しが並び、見出しが並ぶと本文が書けるようになります。

読者を1人に決める練習

例えば「洗濯物の部屋干し」というテーマをもらったとします。このままだと広すぎて、何から書けばいいか迷ってしまいます。

そこで、読者を1人に決めてみます。

「梅雨の時期、仕事から帰ってから洗濯をして、朝までに乾かしたい人」

ここまで決めると、知りたいことが見えてきます。早く乾かす干し方、においを防ぐ方法、置き場所の工夫などです。

読者を決める時の3つの質問
  • その人は、どんな場面でこのテーマを調べているか
  • その人は、今いちばん何に困っているか
  • 読み終わった後、その人に何をしてほしいか

例えば「新しい趣味を始めたい」というテーマなら、「休日の過ごし方に飽きて、1人で始められる趣味を探している人」と決めるだけで、紹介する趣味の選び方まで変わってきます。

書けない時の進め方
  1. 読者を1人、具体的な場面で決める
  2. その人が知りたいことを5つ書き出す
  3. 知りたい順に並べて見出しにする
  4. 各見出しの下に、答えを1行ずつメモする
  5. メモを広げるように本文を書く

書く前の調べ方

知りたいことが決まったら、そのテーマで検索して、どんな情報があるかを確かめます。

ほかの記事は読者の疑問を知る参考にとどめ、文章や表は写しません。事実の確認は、公式サイトや公的機関の情報で行いましょう。

調べている途中で、使えそうな情報を見つけたら、URLと一緒にメモしておきます。あとで「この数字はどこで見たんだっけ」と探し直す時間が減りますよ。

メモしておくこと例
情報の内容部屋干しは風を当てると乾きやすい
出どころ家電メーカーの公式サイト
URL見つけたページのアドレス

それでも手が止まる時は

それでも書けない時は、最初の1文だけ書いてみてください。見出しを質問だと思って、その答えを1文で書くだけです。

「部屋干しを早く乾かすには、洗濯物どうしの間をこぶし1つ分ほどあけるのがおすすめです」

1文が書ければ、理由や手順を続けて書きやすくなります。初心者がやることを週ごとに知りたい方は、初心者Webライターが最初の1か月でやることも参考にしてみてください。

壁2:応募しても通らない時は、提案文と見本を見直す

先に結論

応募が通らない時は、文章の力よりも、提案文の中身と見本の有無を見直します。
発注者は「この人に任せたらどんな記事が届くか」を想像できる応募を選びます。

何件応募しても返事が来ないと、『やっぱり未経験じゃ無理なのかな』と思ってしまいますよね。

ただ、最初は返事が来ないことのほうが多いものです。そこで止まらず、応募の中身を見直してみましょう。

発注者が応募を見る時の目線

発注者は、たくさんの応募の中から、安心して任せられる人を探しています。未経験かどうかより、次のようなところを見ています。

発注者が見ているところ
  • 募集文をきちんと読んでから応募しているか
  • 書ける話題と、その理由が書かれているか
  • 見本の記事で、文章の雰囲気が分かるか
  • 作業できる時間と、連絡の取りやすさが分かるか

提案文の書き方の例

どの募集にも同じ文を送っていると、発注者には伝わりにくくなります。募集文の言葉を拾って、書き出しを変えてみましょう。

例えば、暮らしの記事の募集なら次のような書き出しです。

「『家事の時短』の記事の募集を拝見し、応募しました。毎日の家事で工夫してきたことを、読者が試しやすい手順で書けます」

提案文の組み立て方はWebライターの提案文の書き方で、見本の作り方はポートフォリオの作り方でくわしく紹介しています。

返事が来ない時は、この順番で見直す

一度に全部を変えようとすると、何がよかったのか分からなくなります。次の順番で1つずつ見直してみてください。

順番見直すところ確かめ方
1提案文の書き出し募集文の言葉を1つ以上使っているか
2見本の記事応募先と近いテーマの見本を添えているか
3プロフィール書ける話題と作業時間が書かれているか
4応募先初心者向けで条件がはっきりした募集か

見直したら、また数件応募してみます。この小さなくり返しが、最初の契約への近道です。

応募先の選び方を見直す

応募する募集を変えるだけで、返事が来るようになることもあります。

見直すところ未経験者が選びやすい募集
文字数少なめで、1本を短い期間で仕上げられる
マニュアル書き方のルールが用意されている
募集文の言葉「初心者歓迎」「未経験可」と書かれている
条件の書き方報酬・納期・修正回数がはっきり書かれている
気をつけたい募集

仕事の内容や報酬、支払日がはっきりしない募集は避けておきましょう。
2024年11月1日からは、フリーランスに発注する事業者に、取引条件をはっきり示すことが求められています。くわしくは公正取引委員会の案内で確かめられます。

壁3:修正が多くて心が折れそうな時は、修正を「メモ」に変える

『こんなに赤字が入るなんて、向いていないのかも』と、修正の多さに落ち込む方は本当に多いです。

でも実は、修正が多いのは初めのうちは当たり前のことなんです。発注者は、そのメディアの読者に合わせて記事を仕上げるために、指摘をしてくれています。

先に結論

修正は、自分の文章のくせを教えてもらえる機会です。
修正の内容をメモして、次の記事を書く前に読み返すと、同じ指摘は少しずつ減っていきます。

よくある修正と、次からの防ぎ方

修正の多くは、いくつかの種類に分けられます。自分がどの種類の修正をよく受けているかを見てみてください。

よくある修正例次からの防ぎ方
表記のルール「下さい」を「ください」にマニュアルの表記をチェックリストにする
結論が遅い前置きが長い見出しの直後に答えを書く
文が長い読点で何度もつないでいる1文を短く区切る
情報の出どころ根拠が分からない公式や公的な情報で確かめる
語尾の重なり「です」が続く声に出して読み、語尾を変える

修正メモの作り方

修正を受けたら、内容を自分用のメモに書きためていきます。

Webライターが受けた修正をメモに書きため、次の記事で防ぐまでの流れを示した図解
修正メモの使い方
  1. 受けた修正を、短い言葉でメモに書く
  2. 同じ種類の修正には印を付けて数える
  3. 次の記事を書く前に、メモを読み返す
  4. 見直しの時に、メモを上から順に確かめる

『また同じ修正をもらってしまった』と思っても大丈夫です。メモがあれば、次こそ防げるようになります。

落ち込んだ時の立て直し方

修正が続くと、書くこと自体が嫌になってしまうこともありますよね。

そんな時は、修正の数ではなく、前の記事と比べて減った修正に目を向けてみてください。例えば「表記の修正はなくなった」と気づけたら、それは確かに前に進んでいる証拠です。

1本の記事を書き終えたら、よかった点を1つだけメモしておくのもおすすめです。直すところだけでなく、できたことも記録しておくと、続ける力になります。

修正を受けた時の返信の例

「ご指摘ありがとうございます。結論を見出しの直後に移し、全体の語尾も見直しました」
直した内容を短く伝えると、発注者も確認しやすくなります。

独学で直し方が分からない時は

修正メモを続けても、なぜ直されるのか分からないこともありますよね。

独学で書いていると、自分の文章のどこを直せばいいのか気づきにくいもの。添削を受けながら基礎を学べる講座を使う方法もあります。

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講座を比べる時の見方は、Webライター講座の選び方を参考にしてみてください。

未経験からWebライターを始める人によくある相談

ここでは、未経験からWebライターを始める方からよく寄せられる相談を3つ取り上げます。

『自分と同じことで迷っている人がいるんだ』と分かると、少し気が楽になりますよね。

3つの相談に共通すること

どれも、最初の一歩を小さくすれば前に進める悩みです。
完璧に準備するより、短めの案件で1本納品してみるほうが学べることは多くなります。

相談1:未経験から始めるには、どんな行動をすればいい?

未経験からWebライターを始めるには、何から行動すればいいのか、という相談です。

結論から言うと、今日できるのは「練習のテーマを1つ決めて、見出しを5つ書く」ことです。道具の準備や学ぶことは並行して進められます。

いつやること
今日練習のテーマを決め、見出しを5つ書く
今週見出しに沿って練習の1本を書き上げる
来週クラウドソーシングに登録し、プロフィールを書く
その次初心者向けの募集に応募する

表のように小さく区切ると、何をすればいいか迷う時間が減ります。

『準備が全部できてから応募したい』という気持ちも分かります。ただ、準備に終わりはないので、見本が1本でもできたら次に進んでみてください。

相談2:未経験から始めた人は多いの?

Webライターの仕事をしている人に、未経験から始めた人は多いのか、という相談もよくあります。

Webライターは資格がいらず、在宅で始められるため、ほかの仕事や家事と並行して未経験から始める人が多い仕事です。

大切なのは、最初から上手に書くことではなく、1本ずつ納品して経験を重ねることです。

未経験から始めた人が最初に助けられるのは、案件ごとのマニュアルです。書き方のルールが書かれているので、それに沿って書くだけでも、Webの文章の型が身についていきます。

相談3:まず募集に応募して、仕事をしながら学ぶのはあり?

未経験者だけど、とりあえず募集に応募して、来た仕事を学びながらこなしていくのはありか、という相談です。

ありです。実際の仕事で学べることはたくさんあります。

ただ、最低限の書き方の基本と、見本の記事は用意してから応募したほうが、採用されやすくなります。

また、仕事を受けたら、締め切りと品質への責任が生まれます。最初は文字数が少なめで、納期に余裕のある案件を選んでおくと安心です。

仕事をしながら学ぶ時は、1本納品するごとに「時間がかかった工程」と「受けた修正」を振り返ってみてください。

次の1本で何を気をつければいいかが分かるので、同じ時間でも学べることがぐっと増えます。

よくある質問

未経験のWebライターでも、最初から仕事はありますか?

「初心者歓迎」「マニュアルあり」と書かれた募集もあります。最初はそうした募集で経験を積み、見本の記事を増やしていくと、応募できる仕事の幅が広がります。

Webライターを初めてやる時、どんなテーマを選べばいいですか?

これまでの仕事や家事、趣味で、人より少し詳しい話題がおすすめです。読者の知りたいことを想像しやすく、調べる時間も短くなります。

修正が多いのは、向いていないからですか?

そうとは限りません。初めのうちは修正が多いのが普通です。修正の内容をメモして次の記事で防ぐことをくり返すと、指摘は少しずつ減っていきます。

未経験者が気をつけたい募集はありますか?

仕事の内容や報酬、支払日がはっきりしない募集は避けておきましょう。条件があいまいな時は、契約前に質問して確かめると安心です。

Webライターの最初の1本は、どれくらいの文字数がいいですか?

最初は文字数が少なめの案件がおすすめです。練習では2,000字ほどを目安に書き、最後まで書き切って見直すところまでを経験しておくと、応募後も落ち着いて進められます。

まとめ

未経験からWebライターを始める時は、「何を書けばいいか分からない」「応募が通らない」「修正が多い」の3つの壁が待っています。どれもやり方で越えられる壁です。

まずは今どの壁の前にいるかを確かめて、表の越え方を1つ試してみてください。

この記事の要点
  • Webライターは未経験から始める人が多い仕事
  • 壁1は、読者を1人に決めると書けるようになる
  • 壁2は、募集ごとの提案文と見本の記事で越える
  • 壁3は、修正をメモにして次の記事で防ぐ
  • 最初は条件がはっきりした初心者向けの募集を選ぶ
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ウェブライター 編集部

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